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コイズミ ヒロタカ
小泉 裕孝  教授
東京理科大学 工学部 電気工学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(12件)
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グループ 環境
研究・技術キーワード パワーエレクトロニクス、共振形電源
研究・技術テーマ
  • 高周波インバータ・整流器
  • 共振形コンバータ
  • 共振形コンバータの負荷独立特性
  • 上記回路の電圧均等化回路への応用
  • スイッチトキャパシタを用いたマルチレベルインバータ
研究・技術内容  高周波電力増幅器として発案されたD級増幅器,E級増幅器を基とする共振形電源であるD級,E級のインバータを中心に独創性のある回路方式や駆動方式の提案を行っている。近年では無線電力伝送に応用される技術である。これらの回路は,負荷変動に敏感で動作領域の狭い回路として扱われていたが30年ほど前に負荷変動に依存しない動作モードが報告されており近年になって注目を集めている。現在は,この負荷独立特性に着目し独自の回路形態に適用する研究を行っている。    スイッチトキャパシタを用いたマルチレベルインバータは2009年に学生の発案から始めた研究である。100W程度の独立型電源に利用できると考えられ,変調方式の改良等を継承しながら続けている。スイッチトキャパシタを用いた昇圧とマルチレベルの波形形成を兼ねており,インダクタを利用した昇圧原理を用いないため軽量化が期待できる。
産業への利用  高周波インバータ/整流器・共振形コンバータは無線電力伝送,ワイヤレス給電の技術と共に近年注目を集めている。特に負荷独立の特性は応用範囲が広いと思われる。現在,蓄電池用の電圧均等化回路への応用を特許出願中。当研究室は,学生の自由な発想を基に回路を発案し,理論を追求し,動作確認を手作りの回路にて行う研究を進めている。「用途」に関しては産業界からのご意見を期待しており,実装,製品化といったノウハウを持ち合わせたパートナーを求めております。  
可能な産学連携形態 共同研究
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 小泉研究室
所有研究装置 電気工学実験に使用する典型的なオシロスコープ,デジタルマルチメータ,直流電源。
SDGs
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