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トクナガ エイジ
徳永 英司 教授
東京理科大学 理学部第一部 物理学科
徳永 英司 教授
東京理科大学 理学部第一部 物理学科
グループ |
バイオ、ナノテク・材料、その他 その他 : 光計測 分光計測 |
研究・技術キーワード | 光物性 非線形光学 非線形光学効果 非線形分光 電場変調分光 細胞吸収分光イメージング 顕微分光 光水素発生 光合成 |
研究・技術テーマ |
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研究・技術内容 | 試料に電場、磁場を印加したり、特定の波長の光で励起したりしたときの試料の吸収スペクトル変化(200nm-1000nm)を128チャンネルロックイン検出により、短時間で高感度に測定できる。低温(4Kまで)、空間分解能1ミクロン以下で測定可能。100nmのサイズまでなら単一ナノ結晶で測定可能。 これにより、従来測定されていなくて知られていなかった界面の水の巨大なポッケルス効果や分子会合体の巨大なカー効果を発見。 干渉計光熱偏光分光法の開発により、散乱性で透過光がとれず、発光もしない試料の吸収スペクトルの評価が可能。 散乱性の試料について、積分球の中に試料を入れて完全に散乱ロスをなくした真の吸収スペクトル測定可能。 10ミクロン以下の生きたままの運動する単細胞生物の空間分解吸収スペクトルA(x,y,λ)を測定できる。測定時間0.05秒、空間分解能1ミクロン程度。現在の波長範囲は380-750nmだが、300nm-800nmに拡張予定。理科大中赤外自由電子レーザーによる近赤外光励起固体可視発光の研究。ICCDカメラ付分光器により、発光スペクトルのナノ秒時間分解計測ができる。 |
産業への利用 | 熱緩和を反映する光熱スペクトルを空気中で広い波長範囲で測定できるので、吸収スペクトルと比較するだけで発光材料の発光効率や、太陽電池の発電効率などを測定できる。 |
可能な産学連携形態 | 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応 |
具体的な産学連携形態内容 | 以下で企業と共同特許出願 電場・磁場・光で制御できる半球プラズモニックヤヌス粒子を開発 食品中でユーグレナを培養できる技術を開発 |
その他所属研究機関 | グリーン&セーフティ研究センター 赤外自由電子レーザー研究センター |
所属研究室 | 理学部第一部物理学科 徳永研究室 |
所有研究装置 | 128チャンネルロックインアンプ 顕微分光システム 冷却CCD分光器 顕微分光用液体Heクライオスタット 波長可変(700-1000nm)フェムト秒ピコ秒TiSレーザー発振器 HeCdレーザー(325,442)、Arレーザー(514.5, 496.5,488,476.5,457.9)、グリーンレーザー(532)、ブルーレーザー(408, 473)、赤外レーザー(808,1064)、HeNeレーザー(633) |
SDGs |