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カキノ ヨシノリ
垣野 義典  教授
東京理科大学 創域理工学部 建築学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(22件)
レフェリー付学術論文(16件) | レフェリー付プロシーディングス(1件) | その他著作(59件) | 著書(34件) | 学会発表(44件)
グループ 環境、その他
その他 : 建築計画、建築設計、学校計画
研究・技術キーワード 学校建築、居住計画、環境行動、防災・避難計画、ICT、アクティブラーニング
研究・技術テーマ
  • アクティブラーニングに対応したオランダの先進的学校建築研究
  • ICT技術を活用したフィンランドの先進的学習空間研究
  • 縮減時代における小規模学校建築の計画
  • 都市および離島におけるゲストハウスの宿泊環境に関する研究
  • 都市・山間・沿岸部における避難生活の運営計画に関する研究
研究・技術内容 ■近年日本は「自ら考え、課題を解決できる能力の育成」へ教育理念を変化させた。この変革に対して、当然新たな学校建築空間の計画が必至となる。本研究では、個別教育の質の高さで知られる北欧フィンランドやスウェーデン、オランダの事例研究を進めている。各事例は、日本が求める「自ら考え、課題を解決できる能力」の育成のため、「ICTの活用」、「アクティブラーニングの促進」を前提とした学習空間と教育システムが確立されている。■日本は大きな地震災害が予想されている。こういった被災時にどのように避難生活を運営していくか、その生活を自治体がどう支援していくかは喫緊に計画を立てねばならない。また、都市・山間・沿岸部ではそれぞれ被害の性質が異なり、土地の性質によって避難対策を変えなければならない。本研究では、都市・山間・沿岸部それぞれで、①避難所等のハード面から、どのようなタイプの避難施設を備え②避難訓練などソフト面から、どれくらい事前準備が進んでおり何が不足しているか、をとらえエリアの状況を評価している。
産業への利用 ■「自ら考え、課題を解決できる能力の育成」もしくは「ICT活用、アクティブラーニングの促進」を検討したい学校や建築設計事務所等と一緒に、新たな学校建築、学習空間を計画していきたい。北欧フィンランドやスウェーデン、オランダの先進的事例を援用してほしい。 ■都市・山間・沿岸部でどのような被災準備が必要か、避難生活への準備をどのように進めていけば良いか判断を求めている自治体などと、そのエリアにあった実践的な研究をすすめていきたい。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 2012~2013年 東三河防災協議会 委託研究「機能・設備面からみた避難所としての学校研究」 東日本大震災以降、避難所運営の困難性が改めて指摘されるとともに、学校機能の早期回復を考慮した上での学校施設の避難所利用の重要性も叫ばれている。また住民のニーズは多様性を増しており、専門的な避難所運営が求められる。本研究は、愛知県東三河エリアの防災計画に関連し、東日本大震災の現地調査を基に、既存の東三河の学校施設の機能・設備を検証し、大規模な災害に備えた対策に関する考察を行い、非常時の避難所運営計画への一助となった。 *http://www.city.toyohashi.lg.jp/15933.htm 参照
その他所属研究機関
所属研究室 垣野研究室
所有研究装置
SDGs
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