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ノグチ シヨウジ
野口 昭治  教授
東京理科大学 創域理工学部 機械航空宇宙工学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(18件)
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研究室名 野口研究室
トピックス

日本でも数少ない機械要素を専門にしている研究室です。

専攻分野 機械要素/機械設計学
研究分野 転がり軸受工学/トライボロジー
紹介

トライボロジーとは、摩擦・摩耗・潤滑に関する研究の総称です。本研究室では、「機械の米」といわれている転がり軸受を対象としたトライボロジーの研究を行っています。トライボロジーは皆さんの日常生活に欠かせない基盤技術です。もし摩擦がなかったら? 摩擦を制御できたら? を一緒に考え、トライボロジーの不思議を解き明かしていきましょう。

研究テーマ
  1. 転がり軸受の性能向上に関する研究

    転がり軸受は、”機械の米”と呼ばれており、機械を構成する上で不可欠の機械要素である。自動車には100個以上の転がり軸受が使われているが、直接目に触れることはなく、”縁の下の力持ち”となっている。本研究室では、以下のような転がり軸受の性能向上の研究を行っている。
    (1) ナノメータレベルの回転精度向上
    (2) 電食に関する研究
    (3) 転動体・保持器挙動の観察
    (4) 植物油の適用
    (5) 表面改質による低トルク化

  2. トライボロジー教育教材の開発

    トライボロジーとは、摩擦・摩耗・潤滑に関する科学と技術の総称であるが、一般的に普及している言葉とは言い難い。そこで、トライボロジー普及のために、小中高校における出張授業やオープンキャンパス等のイベントにおいて、トライボロジーを理解できる実験教材の開発を行っている。

  3. ローラーチェーンの基礎研究

    ローラーチェーンの寿命はチェーンの伸びである。恒常的な伸びは、ピン/ブッシュの摩耗であり、トライボロジー的な要因が大きい。当研究室におけるトライボロジーや精密計測の技術を用いて、ピン/ブッシュの摩耗を定量的に解明し、摩耗低減対策を研究している。

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