携帯電話や無線LANの普及により、どこでもネットワークにつながるユビキタス通信環境が実現され、通信を前提にしたアプリケーションが次々に登場しています。今後さらに高まるネットワーク品質や高速化への要求に対応していくためには、無線やネットワークの資源を可能な限り高効率利用することが重要となります。本研究室では、最適なコグニティブワイヤレスネットワークの実現を目指し、最先端の複雑システム理論に関する研究を進めながら、それに基づいた最適化アルゴリズムや通信プロトコルなどの検討を行っております。他大学や研究所と連携し、最先端理論から実環境利用までを一貫したアプローチで研究しています。

1. カオスを用いた無線通信方式の研究

2. コグニティブ無線ネットワーク最適制御に関する研究

3. カオスニューロダイナミクスを用いた大規模最適化の研究

4. 複雑システム理論の通信応用に関する研究

5. 複雑システム理論に基づいた計算アルゴリズムの研究