ねえ、ちょっと考えてみて、今立っているこの土地がやわやわになって、キミたちがずぶずぶと沈み込んでいったらどうする？怖いよね。でも、そんなことってときどき起こっているんだよ。地震のときに起きる液状化っていう現象を聞いたことがあるかな。それがそうなんだ。どんな場所で起こりやすいのか、液状化が起こったときは土がどんな状態になっているのか、そういうことってちゃんと分かっていれば、対策だって立てることができる。地震も怖いけど、液状化で家や橋や道路がなくなるなんてミライはもっと見たくないよね。だから、安心して暮らせるミライ、ミッケに行こうよ。

理科大には高さ18メートルの大規模火災実験室があるのを知っているかな。火災科学研究所という研究部門があって、火の燃え方から消火方法まで研究してるんだ。総合的に火災を研究している大学って世界でも数えるほど。実際の火事に近い状況をつくれる実験室があるから、煙の流れや消火性能を詳しく確かめられるんだよ。実験で分かったデータを使って、スプリンクラーシステムを開発したり、消防活動支援のための新ツール開発も行われているんだって。早く火災のないミライがくるといいね。自分は大丈夫なんて油断してたらダメ。安心して暮らせるミライ、ミッケに行こうよ。

地震のことどれくらい知ってる？震源地に近いところと遠いところでは揺れ方が違うんだって。しかも、遠いところの方が大きく揺れることもあるんだってさ。驚きだね。タワーマンションなんかだど、上の方の階と下の方の階でも、揺れ方が違うらしい。こんなふうに地震の揺れといってもいろいろあるんだ。地震大国と言われる日本でも、まだまだ分かっていないことがたくさんある。地震でみんなが困らないミライのために地震をもっとよく知るための研究が進行中。地震が起こったとしても、みんなが安心して暮らせるミライがミッケられたらいいよね。地震の研究見てみようか。