2024.12.09
椎名 勇教授が2024年度有機合成化学協会賞(学術的なもの)を受賞
理学部第一部 応用化学科 椎名 勇教授が2024年度有機合成化学協会賞(学術的なもの)を受賞し、2025年2月18日(火)に表彰式が執り行われる予定です。 受賞者 理学部第一部 応用化学科 教授 椎名 勇 受賞題目 高速脱水縮合法の開発と解…
2024.12.05
有機合成において重要なトランスアルケンを効率的に与えるHorner–Wadsworth–Emmons反応を開発
~薬理活性を持つ化合物の大量生産に一歩前進~
研究の要旨とポイント Horner‒Wadsworth‒Emmons(HWE)反応は、有機合成における最も有用な反応の一つですが、立体選択性や頑健性など、応用上の課題がありました。 本研究では、開発後60年以上報告されてこなかったHWE反応…
2024.11.01
抗がん剤開発に関するプロジェクトが科学技術振興機構(JST)
2024年度ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)に採択
~従来にない全く新しい分子標的抗がん剤の創薬スタートアップ起業を目指す~
東京理科大学 国立がん研究センター 三菱UFJキャピタル株式会社 研究の要旨 研究の背景 研究結果の概要 今後の展望 用語 研究室 東京理科大学について 研究の要旨 東京理科大学 理学部第一部 応用化学科 椎名 勇 教授・村田 貴嗣 助教ら…
2024.08.09
ユーチスコパロールAとビオールアセオイドCの全合成を達成
~薬学応用に向けた生理活性の解明に大きく前進~
研究の要旨とポイント 2020年に単離されたユーチスコパロール類はビオールアセオイド類と共通の骨格を有しながらも、その薬理活性調査が行われていませんでした。 今回、非対称化を伴うビオールアセオイドAの改良型全合成をサブグラムスケールで達成す…
2024.05.09
椎名 勇教授、村田 貴嗣助教による論文がアメリカ化学会発行「Organic Letters」誌のCover Feature Articleに選出
理学部第一部 応用化学科 椎名 勇教授、村田 貴嗣助教による論文がアメリカ化学会発行「Organic Letters」誌のCover Feature Articleに選出されました。 この論文の成果は2024年2月16日にプレスリリースされ…
2024.02.16
抗リウマチ活性が期待される植物由来天然化合物メリリアニンの全合成に成功
~神経系疾患治療薬への応用に期待~
研究の要旨とポイント シキミ属植物の1種であるIllicium merrillianumの果皮に含まれる天然化合物「メリリアニン」は抗リウマチ活性などを持つと期待されていますが、人工的な合成法が確立されていませんでした。 本研究では、不斉反…