2024.08.09
ユーチスコパロールAとビオールアセオイドCの全合成を達成
~薬学応用に向けた生理活性の解明に大きく前進~
研究の要旨とポイント 2020年に単離されたユーチスコパロール類はビオールアセオイド類と共通の骨格を有しながらも、その薬理活性調査が行われていませんでした。 今回、非対称化を伴うビオールアセオイドAの改良型全合成をサブグラムスケールで達成す…
2024.05.09
椎名 勇教授、村田 貴嗣助教による論文がアメリカ化学会発行「Organic Letters」誌のCover Feature Articleに選出
理学部第一部 応用化学科 椎名 勇教授、村田 貴嗣助教による論文がアメリカ化学会発行「Organic Letters」誌のCover Feature Articleに選出されました。 この論文の成果は2024年2月16日にプレスリリースされ…
2024.02.16
抗リウマチ活性が期待される植物由来天然化合物メリリアニンの全合成に成功
~神経系疾患治療薬への応用に期待~
研究の要旨とポイント シキミ属植物の1種であるIllicium merrillianumの果皮に含まれる天然化合物「メリリアニン」は抗リウマチ活性などを持つと期待されていますが、人工的な合成法が確立されていませんでした。 本研究では、不斉反…
2023.07.19
新たな抗生物質の候補、タンザワ酸Bの初の人工合成に成功
~タンザワ酸類の合成や多剤耐性菌にも有効な抗菌薬の開発に期待~
研究の要旨とポイント 現在、薬剤耐性菌(*1)の出現が大きな社会問題となっており、新たな抗生物質の候補が求められています。 今回の研究では、天然由来ポリケチド(*2)で、抗菌活性を有するタンザワ酸Bの人工合成を達…
2022.03.31
本学教員の抗がん剤開発に関する研究課題が日本医療研究開発機構(AMED)令和4年度革新的がん医療実用化研究事業に 採択~既存抗がん剤に“耐性を獲得したがん”を対象とする新しい治療法の開発に期待~
2021.02.12
本学教員らの論文がアメリカ化学会学術誌『ACS Omega』(2021年2月号)のCover Featureに選定
本学 理学部第一部 応用化学科・椎名勇 教授、研究推進機構 総合研究院・殿井貴之 研究員らの研究グループの論文「4-(Dimethylamino)pyridine N-Oxide-Catalyzed Macrolactamization U…