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カンバヤシ アツシ
上林 敦 准教授
東京理科大学 薬学部 生命創薬科学科
上林 敦 准教授
東京理科大学 薬学部 生命創薬科学科
グループ |
バイオ |
研究・技術キーワード | 薬剤学、生物薬剤学、薬物動態学、製剤学、数理モデリング |
研究・技術テーマ |
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研究・技術内容 | 医薬品の経口吸収を高精度に予測するための生理学的薬物吸収モデル(Physiologically Based Biopharmaceutics Model: PBBM)を開発する研究を行っている。バーチャル生物学的同等性(BE)、徐放剤の生理学的IVIVC、飲水量と吸収量の予測、適切な医薬品品質規格の設定、食事の影響の予測、併用薬との相互作用予測などに繋がる研究である。また、機械学習による膜透過係数(Peff)予測なども実施しており、PBBMと組み合わせることで更に精度の高い吸収予測を目指している。経口製剤用のPBBMのモデルデザインのCapabilityを活かし、非経口投与医薬品のIn Vivo性能を予測するための新規モデリング&シミュレーション研究にも取り組んでいる。これらの研究により、新薬の開発、ジェネリック医薬品の開発、世界の医薬品適正使用に貢献している。さらに、このような予測研究は、創薬における動物実験の削減・代替にも貢献している。 |
産業への利用 | 予測モデルを適用することで、創薬や医薬品開発の成功確率の向上、開発期間の短縮、開発コストの削減、動物実験の削減など、製薬業界における研究活用が期待される。 |
可能な産学連携形態 | 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応 |
具体的な産学連携形態内容 | 2023年の研究室発足時より、製薬メーカーとの共同研究・製薬メーカーに対する技術指導を実施中である(延べ13社と契約)。 |
その他所属研究機関 | 総合研究院データサイエンス医療研究部門 |
所属研究室 | 上林研究室(データサイエンス) |
所有研究装置 | 溶出試験器USP、高速液体クロマトグラフィー、遠心機、分光光度計、Stella Professional、Berkeley Madonna、GraphPad Prism、Phoenix WinNonlin、Simcyp Simulator、GastroPlus |
SDGs |
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