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カネマツ マナブ
兼松 学  教授
東京理科大学 創域理工学部 建築学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(22件)
レフェリー付学術論文(136件) | レフェリー付プロシーディングス(58件) | その他著作(392件) | 著書(36件) | 学会発表(35件) | 特許(26件)
グループ ナノテク・材料、環境、その他
その他 : 建築分野
研究・技術キーワード 建築材料・コンクリート工学
研究・技術テーマ
  • 建築材料の耐久性評価・耐久設計に関する研究(鉄筋コンクリート,木造,仕上材料,その他)
  • 建築物の維持保全,・既存構造物の調査診断に関する研究
  • 建築材料・コンクリート中の水分挙動に関する研究
  • 建築材料学・コンクリート工学分野への中性子利用技術の応用
  • 建築材料の環境影響評価に関する研究
研究・技術内容 建築材料の材料科学的な評価を行っています. (1) 耐久性評価に関しては,各種劣化促進試験,曝露試験,新規・既存構造物の調査に加え,耐久性解析・劣化外力分析,各種熱分析,放射線分析等のラボテストを通し包括的・多角的な検討を行っています. 例:鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計,各種コンクリートの耐久性評価,既存構造物調査(長崎県軍艦島(世界遺産),上野西洋美術館(重要文化財),国立霞ヶ丘競技場など),木造住宅の外壁の耐久性評価,窯業系サイディングの耐久性評価等 (2) 研究開発・基礎研究分野としては,各種放射光を用いた非破壊可視化や非破壊応力測定を行っており,鉄筋コンクリート中の水分挙動や応力状態等の非破壊測定を実施しています. 例:中性子ラジオグラフィ(日本原子力研究開発機構(JAEA TNRF),京都大学原子炉実験所)による建築材料の可視化,残留応力測定装置(JParc JAEA RESA)によるin-situ応力測定,セメント硬化体のひずみ測定(SPring8)など (3) 環境影響に関する研究として,各種建築材料のインベントリ分析や,環境影響評価,マテリアルフロー分析などを実施しています.例:コンクリート構造物の環境影響・LCCO2分析,CASBEEやLCCMなど
産業への利用 耐久性・環境性能は今後より科学的根拠により説明を求められる時代になってきています. 皆様と協力しながら良い建築材料の実現に力をかけたいと考えています.
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容 近年の主な連携先:三井住友建設,長谷工コーポレーション,JFEミネラル,建築研究所,清水建設,鹿島建設,日本原子力研究開発機構,建材試験センター,東洋建設,太平洋コンサルタント,IHI,日本鉄鋼スラグ協会,ほか
その他所属研究機関 研究推進機構総合研究所 火災科学研究センター
所属研究室 兼松研究室
所有研究装置 コンクリート関連基本設備(圧縮試験機,2軸強制練ミキサ,パン型ミキサ,ホバートミキサ、研磨機、養生槽,乾燥室),各種チャンバ(恒温・恒湿槽,乾燥炉,中性化促進試験機,塵埃試験機),曝露試験台,TG/DTA,DSC,TMA,BET測定装置,窒素パージミル、既存構造物調査関連(コアマシン、鉄筋探査機)、腐食関連試験機器、環境測定機器(温湿度、二酸化炭素など)、その他(フォークリフトなど)
SDGs
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