金属錯体、有機無機複合材料、金属蛋白質等の合成、構造ー物性相関

金属錯体、有機無機複合材料、金属蛋白質等の合成、構造ー物性相関を研究している。

1. 物理無機化学を中心とする機能性金属錯体の構造物性相関

   金属イオンと有機配位子を構成要素とする金属錯体を巧みにデザインして合成し、Ｘ線結晶構造解析、物性測定、理論計算など様々な手法を用いて、構造-物性相関を明らかにしています。当研究室では、金属錯体等に関する物理無機化学的な原理や知見の探究だけでなく、固体物性、有機-無機複合ナノ材料、生物無機化学の分野にも応用して、新奇な物性や機能を引き出すために、分子磁性体、光機能材料、（不）均一系触媒、金属蛋白質やモデル錯体、超分子複合体の創製や、新しい測定法の利用など、学際的な視野から研究を行っています。