Top

タケウチ(タムラ) サナエ
竹内(田村) 早苗 教授
東京理科大学 教養教育研究院 北海道・長万部キャンパス教養部
竹内(田村) 早苗 教授
東京理科大学 教養教育研究院 北海道・長万部キャンパス教養部
グループ |
ナノテク・材料 |
研究・技術キーワード | 機能性材料 |
研究・技術テーマ |
|
研究・技術内容 | これまでに、焼成したホタテ貝殻の粉末が水溶液中のナトリウムイオンなどを吸着する可能性があることを発表し、特許の出願を行った。ホタテ貝殻の主成分は炭酸カルシウムであり、焼成後は酸化カルシウム、水溶液中で使用する際には水酸化カルシウムとなるが、この吸着特性は試薬として市販されているものには見られないことから、ホタテ貝殻の微細構造に起因するものと考えている。この性質を発展させれば、海水中や廃水中の微量金属の回収に利用できる可能性があり、周囲を海で囲まれている日本にとって有力な資源調達手段となりうる。それに加えて、ホタテ貝殻を機能性材料として利用できるならば、これまで産業廃棄物として厄介者扱いされてきたホタテ貝殻を、資源として有効活用できることになる。また、ホタテの産地は北海道と東北地方に集中しているが、ホタテ貝殻を機能性材料として再利用するプラントを建設できれば、これらの地方に新しい産業を創成し、地域の活性化に貢献できる。 |
産業への利用 | |
可能な産学連携形態 | |
具体的な産学連携形態内容 | |
その他所属研究機関 | |
所属研究室 | |
所有研究装置 | |
SDGs |