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ヤマモト ヨウタ
山本 洋太  助教
東京理科大学 工学部 情報工学科
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(10件)
レフェリー付学術論文(12件) | レフェリー付プロシーディングス(14件) | 著書(1件) | 学会発表(29件)
グループ IT
研究・技術キーワード 専用計算機、高速計算、計算機科学、ホログラフィ、3次元計測、3次元映像、FPGA、GPU
研究・技術テーマ
  • ホログラフィ向け専用計算機の開発
  • IoT向け高性能デバイスの開発
  • FPGAを用いた高性能計算機開発
研究・技術内容  電子ホログラフィ向け専用計算機の開発を行っています.電子ホログラフィ (electroholography) は光の干渉・回折を利用した技術です.人間が奥行きを知覚するために必要な奥行き手がかりをすべて再現可能であり,観察者に負担をかけない理想的な3次元技術として注目を集めています.電子ホログラフィでは,計算によって生成されるComputer-Generated Hologram (CGH) を利用しますが,その計算量は膨大であり,現状の計算機性能では実現が困難です.電子ホログラフィ実現のため,アルゴリズム,計算回路レベルでの高速化の研究を行っています.特にField-Programmable Gate Array (FPGA) を用いて特定の計算に特化した計算システムを開発することにより,計算性能の飛躍的向上を目指しています.FPGAでは,CGH計算に特化した計算回路を複数構築し,計算効率と計算並列度を向上することにより,CPUやGraphics Processing Unit (GPU) と比べ高速な計算が可能となります.
産業への利用  電子ホログラフィ向けの高性能デバイスとしては実用的な性能を実現しました.今後は実際にHead Mounted Display (HMD) へ組み込みを行い,実シーンでの評価を行っていきたいと考えています.そのために必要なのは,FPGAボードの量産体制と評価を行うアプリケーション作成です.
可能な産学連携形態 技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 谷口研究室
所有研究装置 光学系、FPGA
SDGs
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