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カシワダ ジン
柏田 仁  助教
東京理科大学 創域理工学部 社会基盤工学科
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(19件)
レフェリー付学術論文(35件) | レフェリー付プロシーディングス(7件) | その他著作(1件) | 学会発表(2件)
グループ その他
その他 : 河川
研究・技術キーワード 河川工学,水理学,河川観測,流量観測,河川流計算,洪水予測
研究・技術テーマ
  • 現地観測と河川流計算の融合による河川流量観測の高度化
  • 水位データ同化技術を導入した河川水位・洪水予測
  • 高効率な三次元河川流・氾濫流一体解析
研究・技術内容 河川流速の力学的内外挿法(DIEX法)は,従来の技術開発の盲点であった流速の空間的な内外挿に着目した技術であり,現時点で競合となる手法が無く,デファクトスタンダードとなっている.本手法により,河川流量観測の高精度化に加えて,低コスト化,高効率化に貢献する(第17回国土技術開発賞入賞).本手法は,H-ADCP,浮子,電波流速計,画像解析手法と組み合わせ可能であり,多数の実務での適用実績を有する. DIEX法のデータ同化アルゴリズムに着想を得て,水位のデータ同化,空間内外挿技術として,DIEX-Floodを開発している.同手法では,現地観測で得た「点」水位データから流体の運動方程式・連続式を満足する形で「線」水位データを得る.これにより,氾濫リスクを縦断的に評価可能となる.また,本手法のデータ同化アルゴリズムは多地点データ同化が可能なものであり,近年の水位ビッグデータ化に対応できる. 気候変動の影響を受け,激甚化する水害では,流動の三次元性の考慮が重要となる.このため,計算効率の高い2次元計算と高精度な3次元計算を並列で行う,高効率・高精度な2D-3Dハイブリッド計算法を開発・応用している.
産業への利用 建設コンサルタント業界,河川管理者,ダム管理者,発電事業者
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容 建設コンサルタント,発電事業者兼ダム管理者
その他所属研究機関
所属研究室 水理研究室
所有研究装置 大型実験水路,加振実験水路,ADCP,H-ADCP,電波流速計,電磁流速計,水位計,その他
SDGs
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