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ヤマシタ キヨウヘイ
山下 恭平  助教
東京理科大学 理学部第一部 物理学科
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(3件)
レフェリー付学術論文(30件) | レフェリー付プロシーディングス(1件) | その他著作(1件) | 著書(1件) | 学会発表(47件)
グループ バイオ、環境、その他
その他 : 教育
研究・技術キーワード 分光測定、生物物理、微細藻類、バイオマス、細胞生死判定、運動解析、シュタイナー教育、脳波測定
研究・技術テーマ
  • 食用天然色素を用いた非侵襲な細胞生死判定法
  • 吸収分光イメージング法による生細胞内の構造解析
  • 微小制限空間における単細胞のモニタリングと運動解析
  • 藻類によるバイオマス・エネルギー生産(食用緑藻ユーグレナの低コスト培養法、緑藻クラミドモナスの水素発生)
  • シュタイナー教育における、芸術活動中の脳波測定
研究・技術内容 太陽エネルギーを用いた緑藻バイオマス生産の効率化を目指し、食品を基質としたユーグレナの低コストな生産法、クラミドモナスの水素発生の長期化について研究している。 色素排除法による生死判定は毒性がある合成試薬を使用するため、判定試験用のサンプル作成にコストがかかる。天然食用色素は安価で安全であるため、前述の問題を解決できる。藻類、原生動物、ヒト乳がん細胞に適用可能であり、より広範囲な細胞への適用を調べている。閉鎖空間における細胞の長期的な生死判定を検討している。 培養液中の細胞の中から、有用資源の高い生産能を有する細胞を選別するため、非侵襲な吸収分光イメージング法により、細胞内の有用物質の定量化を目指す。 シュタイナー芸術教育は科学的な裏付けが乏しいため、脳波測定を通じてその効果を検証している。フォルメン線描、ぬらし絵、オイリュトミーにおいて検証を進めてきた。
産業への利用 試薬のキット化技術を持ち、本手法のキット化の開発 ・バイオ関連分野研究用途向け ・食品、医療介護施設等の衛生管理用途向け(例:汚染細菌の最適染色条件を見つけ、 衛生検査キット化する) 生死判定法の実施例を増やすため、天然色素を取り扱い提供可能、もしくは種々の細胞を提供、または本手法を実施いただける企業様との共同研究を希望している。 フローサイトメトリー技術を持ち、生死判定試薬としての性能検証ができる共同研究パートナーを探している。 シュタイナー教育に限らず、芸術と教育に関する教材の開発に関心がある共同研究パートナーを探している。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 食用天然色素を用いた生死判定法のキット化について、食品メーカー様と共同研究中 食品を用いた食用ユーグレナの効率的培養法の開発について、企業様と協同特許出願
その他所属研究機関
所属研究室 徳永英司研究室
所有研究装置 2D-1Dファイバ分光器、正立or倒立型顕微鏡、ハイスピードカメラ、マルチロックインアンプ、ヘッドバンド型脳波計
SDGs
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