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イカワ トモカツ
伊川 友活  教授
東京理科大学 研究推進機構 生命医科学研究所
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(23件)
レフェリー付学術論文(14件) | その他著作(3件) | 学会発表(41件)
グループ バイオ
研究・技術キーワード 免疫学、血液学、エピジェネティクス、白血病、CAR-T療法
研究・技術テーマ
  • 造血幹細胞からリンパ球への分化制御機構
  • ポリコームタンパクによる免疫細胞の運命制御
  • 血液前駆細胞を用いた免疫細胞療法の開発
  • 白血病発症マウスモデルを用いた新規治療標的の解析
研究・技術内容 造血幹細胞は生体外に取り出すと通常は分化していまい、未分化なまま維持するのは困難でした。私達は最近、造血幹・前駆細胞を生体外で無限に増幅する方法を開発しました(Ikawa et al. 2015)。この細胞は主に白血球への分化能を示すため、induced Leukocyte Stem (iLS)細胞と名付けました。一方、T細胞とNK細胞への分化能を持つT/NK前駆細胞を生体外で増幅する方法も確立しました(Ikawa et al. 2010)。iLS細胞やT/NK前駆細胞は多能前駆細胞として試験管内で無限に増幅するだけでなく、T細胞をはじめとした様々な免疫細胞への分化能を維持しています。そこで、iLS細胞やT/NK前駆細胞をCAR-T/CAR-NK細胞やTCR-T細胞など免疫細胞療法に応用するための基礎研究を行っています。
産業への利用 iLS細胞やT/NK前駆細胞の免疫細胞療法への応用を共同開発するパートナーを探している。 また、独自に開発した白血病発症マウスモデルを用いた新規治療薬の開発を行うパートナーを探している。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 免疫アレルギー研究部門
所有研究装置 リアルタイムPCR、コバリス
SDGs
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