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ヤマグチ ノブユキ
山口 順之  教授
東京理科大学 工学部 電気工学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(17件)
レフェリー付学術論文(47件) | レフェリー付プロシーディングス(32件) | その他著作(29件) | 著書(18件) | 学会発表(236件)
グループ IT、環境、その他
その他 : 電力・エネルギー
研究・技術キーワード 電力システム工学,電力ネットワーク,電力需給運用,デマンドレスポンス,電力システム改革
研究・技術テーマ
  • 配電系統におけるデマンドレスポンスを考慮した状態推定
  • 再生可能エネルギーの大量導入に向けての電力需給運用の高度化
  • 需給運用計画に対するデマンドレスポンスの統合
  • ネガワット取引におけるベースライン評価手法
  • 電力システム改革への電力システム工学の視点からの評価
研究・技術内容 (目的・内容)電力システムは,重要なインフラストラクチャーとして,地球温暖化問題やエネルギーセキュリティ,電源ベストミックスなどのエネルギー政策や,電力需要家の選択肢とビジネスチャンスの拡大を目指す電力システム改革の推進といった課題に直面している。電力システム工学を研究領域とする当研究室では,こうした課題に対し,再生可能エネルギーの大量導入や,ICTと融合したスマートグリッド・コミュニティの実現,信頼性と経済性を両立し社会便益を最大化する電力システム運用を実現し,解決するための発電・送電・配電・電気事業制度の研究を行なっている。 (新規性・優位性)発電所や送配電網などの技術的な制約と,国内・海外の電気事業政策と整合した問題設定を行うことにより,工学と政策の境界を乗り越えた戦略立案が可能である。
産業への利用 (想定用途) ・アンシラリーサービスを考慮した卸電力取引戦略の策定 ・将来の政策リスクを考慮した電源投資戦略の検討 ・デマンドレスポンスの活用による卸電力調達の低コスト化など (実用化に向けた今後の課題と産学連携への期待) 例題データだけでなく,実データによるモデルの検証と精緻化が必要である。フィールドデータを用いた実証的な共同研究を検討している。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 (1)デマンドレスポンスのベースラインやポテンシャルの推定・評価,(2)電力システム改革後の電気事業における新規事業のための調査,(3)スマートコミュニティにおける新規事業に関する技術相談
その他所属研究機関
所属研究室 山口研究室
所有研究装置 (1)HARPS電力コラボレーションルーム(JST CREST EMS領域),(2)フェーザー計測ユニット(PMU)テストシステム,(3)混合整数線形計画法ソルバー
SDGs
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