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イワクラ ヨウイチロウ
岩倉 洋一郎  教授
東京理科大学 研究推進機構 生命医科学研究所
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(23件)
レフェリー付学術論文(299件) | その他著作(4件) | 著書(33件) | 学会発表(131件) | 特許(12件)
グループ バイオ
研究・技術キーワード 自己免疫、関節リウマチ、乾癬、腎炎、骨粗鬆症、多発性硬化症、サイトカイン、アレルギー、IL-1、IL-17、疾患モデル
研究・技術テーマ
  • アレルギー・自己免疫疾患治療薬の開発
  • 免疫制御を目指した機能性食品の開発
  • 骨代謝性疾患の治療薬の開発
  • 発生工学手法を用いたヒト疾患モデルの開発
  • 自己免疫疾患の発症機構の解明
研究・技術内容 発生工学手法を用いて関節リウマチモデルマウスを開発し、節炎の発症にはIL-1やTNF、IL-6、IL-17などのサイトカインが重要な役割を果たしていることを明らかにした。これらのマウスで病態形成に伴い発現変化の見られた遺伝子について遺伝子改変マウスを作製し、その機能を解析している。 1.この内、CTRP6は補体の第二経路特異的な制御因子であることがわかり、この分子を投与することによって自己免疫性関節炎を治療できることが解った。他にも、1型糖尿尿や実験的自己免疫性脳脊髄炎、腎炎などの発症に関与しており、この分子は補体の関与するこれらの炎症性疾患の治療薬として有望である。 2.C型レクチン受容体ファミリーに属するDCIRは、この分子のリガンド、あるいはこの分子を活性化する様な抗体を作用させることにより、炎症を抑制したり、骨破壊を予防できることが解った(Nat. Med., 2008, J. Imm., 2015)。 3.海藻中に含まれる低分子βグルカンが腸管で特定の乳酸桿菌の増殖を促進し、制御性のT細胞を誘導することによって腸管の炎症を抑制できることを見出した.低分子βグルカンは酵母からでも生産可能である。
産業への利用 (4)-1に述べたCTRP6は関節リウマチ、乾癬、SLE、IgA腎症、I型糖尿病、多発性硬化症などの多様な炎症性疾患の治療薬として非常に有望である.この分子に対する特許は既に成立しているが、治療薬として開発するためには、今後前臨床試験やGMPグレイドの当該分子の大量生産と人での臨床試験を行う必要がある。 (4)-2で述べたDCIRに対する、抗体、あるいはリガンドは、関節リウマチや乾癬、多発性硬化症などの自己免疫疾患の他、変形性関節症、骨粗鬆症などの骨代謝疾患の治療薬としてきわめて有望である。これについても、特許は成立しており、今後臨床開発を行う必要がある。 (4)-3で述べた、低分子βグルカンは炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)の治療薬、あるいはこれらを予防する機能性食品成分として有望である。また、炎症性の下痢を予防するための家畜飼料として有用性が見込まれる.製薬企業や食品会社などで興味を持って頂けるところと是非共同開発を行いたい.
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 受託研究員の受け入れや共同研究、アドバイザリボードとしての経験あり.
その他所属研究機関 生命医科学研究所ヒト疾患モデル研究センター
所属研究室 生命医科学研究所実験動物学研究部門
所有研究装置 FACS、マイクロインジェクション装置
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