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オカダ ヒロシ
岡田 裕  教授
東京理科大学 創域理工学部 機械航空宇宙工学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(25件)
レフェリー付学術論文(117件) | レフェリー付プロシーディングス(12件) | その他著作(272件) | 著書(3件) | 学会発表(221件)
グループ IT、ナノテク・材料
研究・技術キーワード 計算力学、計算破壊力学、材料力学、安心安全、構造健全性
研究・技術テーマ
  • き裂進展解析
  • 破壊力学解析
  • 構造健全性解析
  • CAE
  • 有限要素法解析
研究・技術内容  四面体有限要素を用いた仮想き裂閉口積分法(VCCM)やJ積分計算手法と有限要素法解析モデルの自動生成プログラムに基づくき裂進展解析システムを開発してきた.解析システムは,複雑構造物中のき裂損傷評価ツールとして発展が期待されるものである.  従来法は六面体有限要素を用い,手動メッシュ生成が必要だったため,人間による膨大な作業量を必要としていた.破壊力学解析に必要な人的リソース/時間を大幅に削減し,構造健全性評価の高度化・高速化に大きく寄与するものである.  また,非線形有限要素法解析のエキスパートとして,産業応用を目指した各種基盤技術開発も行ってきた.
産業への利用  現在,日本では原子力機器に代表されるエネルギー機器,高速道路や鉄道に代表される社会的インフラストラクチャーの経年化が進みつつある.例えば,国内原子力発電所の多くは1970年代に建設され,高経年化が進行している.また,東名高速道路や東海道新幹線は建設から40年以上経過している.これらのエネルギー機器や社会的インフラストラクチャーは無くてはならないものであるが,経年化による突然の故障や破壊の危険性が年々増すばかりである.世界に目を向ければ,ミネアポリスの橋梁崩落などの事故が発生している.  社会的に重要なエネルギー機器やインフラストラクチャーの破壊事故を未然に防ぐためには,計算破壊力学を用いた経年構造物に対する構造健全性評価や余寿命予測ツールとして応用が期待される.  また,CAE技術の高度化に伴い,より難しい非線形解析の産業応用が期待される.研究対象としている非線形解析の基盤技術を産業応用へと発展させていくことが可能である.
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 エネルギープラント設計とメンテナンス/CAEソフトウエア/自動車/造船/橋梁などの社会インフラ構造物/スポーツ用品、等
その他所属研究機関
所属研究室 岡田研究室
所有研究装置 ワークステーションクラスタ,エンジニアリングワークステーション,有限要素法ソフトウエア等
SDGs
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