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トシマ ジロウ
十島 二朗  教授
東京理科大学 先進工学部 生命システム工学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(25件)
レフェリー付学術論文(46件) | その他著作(2件) | 著書(6件) | 学会発表(335件)
グループ バイオ
研究・技術キーワード 分子生物学、分子遺伝学、細胞生物学
研究・技術テーマ
  • Gタンパク質共役受容体 (GPCR) のシグナル調節
  • 細胞外シグナルの下方調節機構の解析
  • エンドサイトーシスの蛍光マーカーの作製
研究・技術内容 エンドサイトーシスは様々な細胞外の物質を細胞内へと取り込む機構で、細胞外シグナルの下方制御、病原ウィルスの細胞内への感染など様々な生命現象に関与している。この中で細胞外シグナルの下方制御はリガンドの結合により活性化した受容体を細胞内へ取り込み、分解することで細胞の増殖・分化などのシグナルを停止する機構である。ヒトのいくつかの上皮癌ではこの機構に異常が生じ、増殖シグナルが恒常的に活性化されている。また、C型肝炎ウィルス、ヒト免疫不全ウィルスをはじめとする病原ウィルスの幾つかは、細胞膜上の受容体に結合した後、エンドサイトーシスにより細胞内へと侵入する。私達の研究室では、受容体のリガンドを蛍光標識することにより、受容体がエンドサイトーシスされる過程を可視化し、受容体のエンドサイトーシスの分子機構を明らかすることを試みている。私達は出芽酵母をモデル生物として利用し、様々な出芽酵母変異体の作製および解析を行なうことにより、上記課題の解明に取り組んでいる。
産業への利用
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関 総合研究機構RNA科学研究センタ−
所属研究室 基礎工学部生物工学科十島研究室
所有研究装置
SDGs
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