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ミズノ マサユキ
水野 雅之 教授
東京理科大学 創域理工学研究科 国際火災科学専攻
水野 雅之 教授
東京理科大学 創域理工学研究科 国際火災科学専攻
グループ |
環境、その他 その他 : 防災 |
研究・技術キーワード | 火災安全,人間行動・安全,建築・都市防災,避難シミュレーション |
研究・技術テーマ |
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研究・技術内容 | <都市空間における広域避難リスクの分析技術> 例えば,巨大地震後の市街地火災を対象とした場合,延焼危険性や広域避難行動をそれぞれ独立して評価し,出火延焼モデルと避難流動モデルが提案されているが,現象予測にとどまらずこれらを統合した広域避難リスクを評価する技術である。 <災害弱者の避難手段の分析技術> 例えば,車いす利用者の階段避難は困難であるが,それを人間工学の視点から分析し実現するために必要な対策や工夫,方法などを分析する技術である。 <各種施設からの避難誘導技術> 施設内に存する者に避難の必要性を知らせることにはじまり,施設の外に避難するまでの間に必要となる情報伝達や人の行動を制御,補助することで避難誘導するための方法を提供する技術である。避難シミュレーションも活用も可能である。 <建築防災設計の実現可能性の評価技術> 建築火災における人命安全や構造安定,消防活動安全に関わる予測計算技術である。避難行動,消防活動,燃焼拡大,煙流動,部材の温度,耐力,変形等が対象となる。 <燃焼生成ガスの分析技術> 材料から製品まで広範なスケールでの燃焼実験によるその生成ガスの分析技術である。 |
産業への利用 | <都市空間における広域避難リスクの分析技術> 地域防災分野 <災害弱者の避難手段> 福祉用具分野 <各種施設からの避難誘導技術> 各種施設の管理運営分野 <建築防災設計の実現可能性の評価技術> 建築防災計画・設計分野 <燃焼生成ガスの分析技術> 材料や製品の開発分野 |
可能な産学連携形態 | 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応 |
具体的な産学連携形態内容 | 部材の構造耐火性能を確認するための実験を行い、その実験データに基づいて予測計算技術を開発。超高層建築物からの避難手法を提案し、避難訓練において適用。グループホームの火災時避難誘導の方法を提案し、避難訓練において適用 |
その他所属研究機関 | 国際火災科学研究科 |
所属研究室 | 水野研究室 |
所有研究装置 | コーンカロリーメータ試験装置,ファニチャーカロリーメータ試験装置,FTIRガス分析計(火災科学研究センター) |
SDGs |