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ニツタ タケシ
新田 剛  教授
東京理科大学 研究推進機構 生命医科学研究所
プロフィール | 研究室紹介 | 担当授業(10件)
レフェリー付学術論文(38件) | 著書(1件) | 学会発表(32件)
研究室名 生命医科学研究所 分子病態学部門
トピックス

・ 胸腺微小環境の形成機構
・ T細胞の正の選択・負の選択
・ 胸腺の退縮のしくみと意義
・ ガンマデルタT細胞の生成機構
・ 免疫細胞の進化的起源

専攻分野 免疫学
研究分野 免疫学
紹介

 私たちの免疫系の司令塔であるT細胞は、胸腺(きょうせん)という臓器でつくられます。胸腺の中では、未熟なT細胞集団から有用な細胞だけが選抜されてT細胞となり(正の選択)、自分に反応する有害なT細胞は細胞死をおこして除去されます(負の選択)。正の選択と負の選択の結果、さまざまな病原体に反応しつつ自分には反応しないT細胞がつくられ、私たちの免疫系を成立させています。すなわち、胸腺は免疫系の最大の特徴である「自己・非自己の識別」において中心的な役割を果たす臓器です。私たちの研究室では、胸腺でT細胞がつくられるメカニズム明らかにし、免疫系の基本原理を理解することをめざしています。

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