モリタ タイスケ
森田 泰介
教授
東京理科大学 教養教育研究院 神楽坂キャンパス教養部
研究室名 |
森田研究室
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トピックス |
展望的記憶,マインドワンダリング,無意図的想起,記憶の加齢変化
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専攻分野 |
認知心理学
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研究分野 |
無意図的な記憶過程・認知過程
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紹介 |
私たちの脳には膨大な情報が貯蔵されていますが,それが単に貯蔵されているだけで,活用することができないのであれば,それは貯蔵というよりも死蔵といったほうが良いことになります。例えば毒キノコの特徴に関する知識を持っていても,キノコ狩りにいったときや料理をするときにそれを思い出せないのであれば,その知識は自分の生存にとって役立つものではなかったことになるでしょう。
また,貯蔵されている情報が,不適切な場面で頭に浮かんでくるというのも困りものです。明日に備えて早く寝たいのに,今日の出来事や明日の出来事が頭に浮かんで寝ることができなくなることもあります。
そのような私たちの意図を越えた頭の働きについて,森田研究室では認知心理学の立場から検討しています。
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研究テーマ |
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展望的記憶の自発的想起
人はなぜし忘れをしてしまうのでしょうか。どのようにすればし忘れを防いで健康・安全な生活を送れるようになるのでしょうか。
本研究室では,予定の実行を支える記憶がなぜ自発的に想起されるのかを検討することを通して,上記の問いに答えることを目指しています。
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マインドワンダリング
仕事中や授業中に,無関係なことを考えてぼんやりしてしまうのはなぜでしょうか。ぼんやりすることに,なにか重要な意味があるのでしょうか。ぼんやりすることを防ぐことはできるのでしょうか。
本研究室ではマインドワンダリングの生起やマインドワンダリングからの脱却の規定因,マインドワンダリングの機能について実験・調査を通して検討しています。
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無意図的想起
子ども時代の思い出がふと蘇ってきて,幸せな気分になることがあります。楽しみな予定のことがふと頭に浮かんできて,やる気がみなぎることもあります。このような思い出そうとしていないのに記憶がふと意識に浮かぶ現象は無意図的想起と呼ばれます。
本研究室では,無意図的想起がどのような認知メカニズムにより生起しているのか,無意図的想起は我々の心的活動においてどのような役割を果たしているのか,無意図的想起を制御するにはどうすればいいのか,無意図的想起の内容や頻度と関わる個人差とはどのようなものかについて実験・調査を通して検討しています。
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