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ハラダ カズノリ
原田 和典  教授
東京理科大学 創域理工学研究科 国際火災科学専攻
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(6件)
グループ 環境、その他
その他 : 安全
研究・技術キーワード 火災安全工学、燃焼性状、耐火性、煙流動
研究・技術テーマ
  • 木材等の可燃性内装の燃え拡がり予測
  • 室内での可燃物の燃焼予測
  • 木質構造部材の燃焼性と耐火性
  • 建築材料の耐熱性
  • 室内における煙流動性状
研究・技術内容 建築内部やその周辺で起こる火災では、可燃物の燃焼拡大とそれに伴う煙の発生が懸念されます。特に、木材等の可燃性材料を使った建物では、火災が急激に拡大し、フラッシュオーバーのような爆燃に至ることが心配されます。火災はどのようなメカニズムで大きくなるのか、それを抑制して安全な建物を作るためにはどうすればよいかを研究しています。さらに、火災が拡大してしまった後は、柱などの構造体が熱で壊れないか心配になります。そのため、様々な材料の熱応答を分析し、耐火性を確保するための設計方法を検討します。特に、木材のように可燃性の構造体では、燃焼中だけでなく、火災が終わった後も燻り続けるので最終的に崩壊しないことを確かめる必要があります。これらの課題に対処するため、実験や理論モデルの構築を行ないます。
産業への利用 建築物の設計、建設、運用を通じた火災安全技術全般について、理工学の原理に基づく技術を開発し普及させることを目指している。建設業をはじめとする建物製造者、不動産業をはじめとする建物所有者、さらには一般の建物使用者との連携が想定される。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 国際火災科学専攻 原田研究室
所有研究装置
SDGs
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