シノザキ トモヒロ
篠崎 智大
准教授
東京理科大学 工学部 情報工学科
研究室名 |
篠崎研究室
|
トピックス |
|
専攻分野 |
医療統計学
|
研究分野 |
統計的因果推論、疫学理論、臨床試験の統計解析
|
紹介 |
新薬の開発や、現状で最適な病気の治療法(標準治療)の確立には実験室の研究だけでなく、人を対象とした「臨床試験」や「疫学研究」を行うことが不可欠です。しかし、現実世界を反映した医療・健康データは複雑そのもの。医療統計学は、医学・健康科学・薬剤開発研究を支えるデータ収集とデータ解析の方法論に取り組み、その実装を通して医療の進歩に寄与する分野です。
2024年度 卒業論文
1. 整形外科手術後の予防的抗菌薬の投与期間と感染症発症および予後の関連(杉田 結梨)
2. 生活習慣病発症との関連によるbody mass indexに基づく肥満判定基準の検討(市川 陽大)
3. 共変量のpoor-overlap下での平均処置効果推定における傾向スコアとアウトカム回帰のモデル特定に対する相異なる示唆(奥山 怜央)
4. 心血管疾患発症の予測モデルの作成(小松 冠太)
5. 共分散分析モデル誤特定による残差分散不均一下における分散推定量のシミュレーション研究(鈴木 大樹)
6. 歪んだアウトカム分布に対する対数変換と共分散分析の妥当性の検討(寺岡 颯哉)
7. 日本人における朝食欠食と2型糖尿病発症との関連(常盤木 翔大)
8. 標本における条件付き正値性違反に対する傾向スコアモデルの(準)完全分離による定式化および対処法の比較(中井 仁一郎)
9. 計画的行動理論に基づく2型糖尿病患者の就寝時刻前倒しを促進するアプリの効果とメカニズムの検討:予備的ランダム化比較化試験(中田 遼平)
10. サッカーにおけるSpace gainとゴール期待値を同時に考慮したオフボール選手評価(牧浦 龍之介)
2023年度 修士論文
1. ランダム化比較試験におけるサブグループ効果の推定:一般化線形モデルを用いた共変量調整法の比較(菅原樹希)
2. 野球における戦術が得点に与える因果効果のメカニズムの検討:送りバント戦術への適用と論点整理(田村彰汰)
3. 周辺および条件付き効果推定における欠測データ解析法のバイアス:分割表によるアプローチ(眞玉大貴)
[Presented at 第34回日本疫学会学術総会(ポスター)]
4. 傾向スコアと疾患リスクスコアを組み合わせた推定量の性能評価(山里泰雅)
2023年度以前の学位取得論文はこちら
https://tus.box.com/v/shinolab-thesis
|