春のマドンナ2010

開催報告(2010/4/24)

2010年4月24日に開催した「『女性にしかわからない科学がある』講演シリーズ 春のマドンナ」には、女子中高生や保護者計90名が参加しました。本講演は第一線で活躍する女性科学者の話を通じて科学の幅広さと、多様なキャリアへの可能性を知っていただくことを目的としたもので、「『科学のマドンナ』プロジェクト」の一環として行われました。

講演では、呉 裕利子氏(花王株式会社 ファブリック&ホームケア事業ユニット ファブリックケア事業グループ シニア開発マネジャー)から「日用品の商品開発の醍醐味~アタックNeo誕生秘話~」と題し、「すすぎ一回で節水・節電・時短」という新しいコンセプトのもと、一ヶ月で1000万個を出荷し、エコと経済性を両立する画期的な医療用液体洗剤として注目を浴びる「アタックNeo」の誕生秘話をメインにお話いただきました。また、女子大学院生とのポスターセッションでは、参加者は研究内容や大学での生活について熱心に聞き、活発な質疑応答がなされました。

今回の「”春のマドンナ”」に続き長万部キャンパスでは「”真夏のマドンナ” 長万部サマースクール」(8月9日~12日)、野田キャンパスでは「”秋のマドンナ” ResearchからProfessionalへ」と題した企画を行う予定です。これにより女子中高生には年度を通じて様々な体験をしていただき、キャリアへの意識啓発を目指します。

生越教授による開会挨拶

参加者への配付物

講演者:呉裕利子氏(花王株式会社 ファブリック&ホームケア事業ユニットファブリックケア事業グループ シニア開発マネジャー)

相馬央令子氏

会場の様子

会場の様子

ポスターセッションの様子

ポスターセッションの様子(1) ポスターセッションの様子(2) ポスターセッションの様子(3)