科学のマドンナ

 

「科学のマドンナ」プロジェクトとは?

東京理科大学では、理工学が発展することで、日本そして世界が豊かになっていくと考えています。しかし、理系の分野には男性の研究者・職業者はたくさんいますが、女性は少ないのが現状です。
理工学が発展するためには、もっともっと女性たちに理系へ進んで欲しいと願っています。

そこで私たちは、女子中高生のみなさんが将来の進路を考えるときの参考になるようにと、2006年度から理系の職業に進んだ方の講演会や女子大学生たちとの交流会、その他さまざまな実験などを体験できる「ウーマンサイエンティスト体験講座」を実施してきました。

それらのイベントを通して、多くの女子中高生の「理系って何?」といった疑問から、「もっといろいろなイベントに参加したい」・「もっとたくさんの理系の人たちと話をしたい」という意見をいただきました。

そうした意見をもとに、もっと多くのイベントやさまざまな企画で女子中高生のみなさんが理系を理解する機会を増やそうと考え、2008年度から名前も『「科学のマドンナ」プロジェクト』と改め、さまざまな企画を実施しています。

私たちは、「女性ならではの科学」を武器として、強いプロ意識を持ち、新たな科学・技術を創り出すことのできる人材の育成をめざし、その実現のために理科をもっと身近なものにする道筋を3つのステップに分けて、「10年後の自分に目覚める」ための手助けをしています。

 

  • Scienceを知る

    さまざまな実験を体験してもらい、「理科は面白い」という認識を持ってもらいます。

    科学って面白い!

  • Researchを体験する

    普段の生活では体験できない、専門的な実験装置を用いた研究の一部を体験しながら、年の近い女子大学生・大学院生との交流会なども通じて、理工系女性を身近な存在として感じてもらうことをめざします。

    理工系女性を身近に!

  • Professionalに目覚める

    女性の理工系職業者の講演を聞くことで自らの将来像をイメージしてもらいます。どのようなキャリアパスがあるのか、理系に関連する職業の可能性とは何かを知ることも目的としています。

    将来像をイメージ!

  • 10年後の私に目覚める!