春のマドンナ2009

開催報告(2009/4/24)

5月23日に神楽坂キャンパス森戸記念館において、「『女性にしかわからない科学がある』講演シリーズ 春のマドンナたち」を開催し、女子中高生や保護者計45名が参加されました。本講演は第一線で活躍する女性科学者の話を通じて科学の幅広さと、多様なキャリアへの可能性を知っていただくことを目的としたもので、「『科学のマドンナ』プロジェクト」の一環として行われました。

講演ではまず、松永真理氏(株式会社バンダイ 社外取締役)から「女性サイエンティストへの期待」と題した講演を行っていただき、参加者には女性サイエンティストだからこそ構築できるキャリアの興味を喚起していただきました。

次に、昌子久仁子氏(テルモ株式会社 上席執行役員 薬事部・臨床開発部長)から、「仕事を科学する-しなやかな女性サイエンティストでありたい-」と題した講演を行っていただきました。
医療業界とはどんな分野なのか、何を社会に貢献できているのか、また医療機器メーカーの果たしている役割等について、これからの医療にとって必要なものについて、さらに女性にもっと活躍してほしい医療分野をメインに講演いただきました。

また今年度より春のマドンナで初めて実施した大学院生とのポスターセッションでは、研究内容や大学での生活について参加者は熱心に聞き、活発な質疑応答がなされました。

今回の「”春のマドンナたち”」に続き長万部キャンパスでは「”真夏のマドンナたち” 長万部サマースクール」(8月8日~11日)、野田キャンパスでは「”秋のマドンナたち” ResearchからProfessionalへ」(11月22日)と題した企画を行う予定です。これにより女子中高生には年度を通じて様々な体験をしていただき、キャリアへの意識啓発を目指します。

■スピンクス教授による開会挨拶
参加者への配付物
■講演者:松永真理 氏(株式会社バンダイ社外取締役)
相馬央令子氏
■講演者:昌子久仁子 氏(テルモ株式会社 上席執行役員 薬事部・研究開発部 部長)
相馬央令子氏
■会場の様子
会場の様子
■ポスターセッションの様子
ポスターセッションの様子(1) ポスターセッションの様子(2)