真夏のマドンナ「長万部サマースクール」2007

開催報告(2007/08/08~11)

東京理科大学では、全国の高校生を対象に「身近なものにサイエンスの楽しみを発見する」をテーマに、平成19年8月8日~8月11日、本学長万部キャンパスにおいて、「長万部サイエンスサマースクール2007」を実施しました。

色と光をテーマにした実験では、日常的に手に入る道具から最新鋭の機器まで活用して、貝殻の色、空の色、色と光の関係を体験学習。実験「ホタテに広がる生物の世界」では、長万部の主要な海産物であるホタテを題材に、生物の神秘に実験で迫りました。フィールドワーク「空と大地」では、有珠山、洞爺湖、昭和新山を巡り、火山による地形形成の様子や、空の科学的な楽しみ方を体験。フィールドワーク「長万部とホタテ」ではホタテ養殖場、ホタテ加工場を実際に見学しました。

またゲスト講演として、武田康男 氏(千葉県立東葛飾高校教諭、日本気象予報士会会員)による「空と大地」、木幡正志 氏(長万部町)による「北の大地(アイヌモシリ)オ・サマム・ベツのほたて養殖」が行われた他、天体観測の実施、飯生神社例大祭への参加、大漁祈願祭の見学など、北の大地ならではの企画が実施されました。

参加した高校生からは「大自然の中でこのような理科体験ができて本当に良かった。誰かに伝えたい」、「他の地域の高校生や大学生・大学院生との交流がとても新鮮で、いい経験になった」、「普段はなかなか体験できない地域との交流ができたことが嬉しかった」などのコメントが寄せられました。

長万部校舎・キャンパス周辺

長万部キャンパス キャンパス周辺ではキタキツネもよく見かけます

有珠山フィールドワーク

フィールドワーク「空と大地」 有珠山フィールドワーク

ホタテ漁体験

ホタテ漁体験

バーベキュー

バーベキュー

飯生神社例大祭に参加

飯生神社例大祭に参加

実験風景

実験風景 実験風景

講演風景

講演