ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2023.03.30
低分子βグルカン摂取により大腸がんを予防、改善
~昆布などに含まれる低分子βグルカンにより大腸癌を予防・治療できる可能性~研究の要旨とポイント 昆布やワカメなどに多く含まれるラミナリンのような低分子βグルカンを含む食品の摂取が大腸がんの予防に有用である可能性が、マウス実験およびヒトにおける研究から示唆されました。 低分子βグルカンはキノコや酵母に含まれる通常の…
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2023.03.29
がん免疫療法の治療効果予測の新たな指標候補を発見
~治療効果をさらに高める治療介入法や薬剤の開発にも期待~研究の要旨とポイント 免疫チェックポイント阻害剤を用いた免疫療法は、新たながん治療法として注目されています。しかし、その有効性は20〜30%程度にとどまることから、有効性の予測指標が求められていました。 今回、免疫チェックポイント阻害剤(抗…
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2023.03.28
安定的で高効率発光を示すラジカルを開発
樹状高分子を結合することで発光効率と安定性が向上九州大学 京都大学 産業技術総合研究所 東京理科大学 ポイント 高効率な発光材料には有機ELデバイスやバイオイメージングなどの用途がある 発光ラジカルに樹状高分子(デンドリマー)を結合することで安定化と高効率化が出来ることを世界で初めて発見…
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2023.03.27
東京理科大学と葛飾区との連携による公開講座「古地図で見る金町」の開催のご案内
東京理科大学では、教育研究の成果や生涯学習の機会を近隣の方々に提供するため、葛飾区と連携して、本学教員を講師とした「公開講座」を実施しています。 つきましては、下記のとおり、公開講座「古地図で見る金町」を開催しますので、ご多用のこととは存じ…
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2023.03.27
アンドロゲン受容体の重複進化による、“かたちと繁殖行動”の多様化
〜魚類のオスの装飾的なかたちや求愛行動を爆発的に進化させた起爆剤を解明〜九州大学 京都大学 基礎生物学研究所 福井県立大学 岡山大学 広島大学 東京理科大学 横浜市立大学 ポイント 男性ホルモン(アンドロゲン)による求愛行動や装飾的な見た目の性差は多彩な繁殖戦略を可能にし、生物の多様化をもたらした重要な原動力で…
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2023.03.27
ベクトル光渦の偏光空間構造を半導体中のスピンに直接印刷
~固体中スピンの空間構造を利用した情報大容量化が可能に~東京理科大学 東北大学 筑波大学 研究の要旨とポイント ベクトル光渦の軌道角運動量に起因する偏光空間構造をスピンの空間構造として固体中に直接印刷することに成功しました。 固体中の電子スピンに働くスピン軌道相互作用の有効磁場を組み合わせること…
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2023.03.23
IgA腎症の根治につながる病因を解明
~世界初、メサンギウム細胞に対するIgA型自己抗体を発見~東京理科大学 順天堂大学 研究の要旨とポイント IgA腎症では、なぜIgA抗体がメサンギウム領域に沈着するのか分かっていませんでした。 IgA腎症では、メサンギウム細胞表面に発現したβ2スペクトリンに対するIgA型の自己抗…
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2023.03.22
広範囲な発光の時間変化を数秒で計測する技術を開発
深層学習を活用した次世代有機EL材料開発の新たな道を拓く産業技術総合研究所 東京理科大学 ポイント 熱活性型遅延蛍光材料から放射される光の強度の時間変化を迅速に計測できる装置を開発 数時間の測定を数秒に短縮、7桁を超える発光信号強度の検出も実現 大量の実験データを利用した深層学習による新しい材料…
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2023.03.20
巨大な細孔を有する超軽量の多孔質材料『TUS-64』の創製に成功
~徐放性のドラッグデリバリーシステムとしての活用に期待~研究の要旨とポイント 共有結合性有機構造体(COF: Covalent Organic Framework)は、触媒やガス分離に応用可能な多孔質材料として注目されています。 これまで報告された中で最大の細孔径、最小の密度を有する3次元COF…
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2023.03.17
新宿区と学校法人東京理科大学との包括連携協定締結式の開催について
学校法人東京理科大学(理事長:浜本隆之、学長:石川正俊)と新宿区(区長:吉住健一)は、2023年3月28日、地域課題の解決や地域の活性化を図り、地域社会の発展に寄与することを目的とする「包括連携に関する協定」を締結いたします。 新宿区とはこ…
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2023.03.10
L-アミノ酸を選択する反応メカニズムの解明、生命進化の大きな謎の解明に一歩前進
~量子力学と分子力学のハイブリッド計算法によるRNAのキラル選択的アミノアシル化反応の可視化~研究の要旨とポイント 地球上の生物はなぜL-アミノ酸(左手型アミノ酸)を利用するようになったのかという「アミノ酸のホモキラリティー」の起源問題は、生命進化の大きな謎のひとつであり、その鍵を握るものとして「L-アミノ酸選択的なRNAのアミノア…
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2023.03.09
ATP合成酵素の一部分である回転分子モーター「F₁-ATPase」の回転機構を解明
~生物がもつ世界最小の回転分子モーターのエネルギー変換の仕組みを理解する~東京理科大学 学習院大学 研究の要旨とポイント F型ATP(アデノシン5´-三リン酸)合成酵素に含まれる、回転する生物分子モーター「F1-ATPase(*1)」は、ATPを加水分解する際のエネルギーで駆動され、反時計方…