ニュース&イベント NEWS & EVENTS
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2020.03.19
全国初 産学官による消防隊員の教育訓練に特化したVR共同研究開発
(東京理科大学・東京大学・株式会社 理経・横浜市が連携)
〜消防隊員の教育訓練に特化したVR消防教育訓練シミュレーションシステム構築のための火災燃焼実験を実施〜研究の要旨とポイント 東京理科大学理工学部建築学科大宮喜文教授は、東京大学・株式会社 理経・横浜市消防局と連携し、消防隊員の教育訓練に特化した【VR消防教育訓練システム】を新たに構築するため、2月28日及び3月6日に、本学火災科学研究所の実…
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2020.03.05
複雑ネットワーク上の高速空間探索の隠れた法則を発見
-実社会の複雑なネットワークの理解への量子力学的理論の応用-研究の要旨とポイント ●複雑なネットワーク内をより高速で効率的に探索する量子力学的理論を応用したアルゴリズムの開発に注目が集まっていますが、その根源となる数学的な法則は未だ多くが不明です。 ●複雑なネットワークの性質を理解するために、様々な…
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2020.02.27
光エネルギーで有機廃液を浄化、同時に水素を取り出す技術開発に成功
~持続可能社会に道:どこにでもある物質「鉄サビ」を光触媒として利用~研究の要旨とポイント ●地球上に豊富に存在する鉄サビの一種「オキシ水酸化鉄(FeOOH)」の光触媒反応を利用して、工場などから出る有機廃液を光エネルギーで浄化すると同時に、廃液から水素を取り出す一挙両得の技術開発に成功しました。 ●現在、光…
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2020.02.25
フィンテックという革命がもたらす、新しい常識にキャッチアップしたい方へ
「今さら聞けないFin techとReg tech入門」
~現在の金融機関従事者の半分がAIに置き換えられる!?~■日時:2020年4月7日(火)~5月12日(火)19:00~21:00 全3回■会場:飯田橋セントラルプラザ2F(千代田区飯田橋) 学校法人東京理科大学が主に社会人向けに行っている「東京理科大学オープンカレッジ」では、来たる4月7日(火)…
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2020.02.20
保護された「反応性の低い」有機ボロン酸を利用したクロスカップリング反応に成功
-医薬品・機能性材料開発の高効率化とコストダウンに寄与-研究の要旨とポイント ●ビアリール化合物の合成において、1,8-ジアミノナフタレンにより保護された状態の有機ホウ素化合物(有機ボロン酸)を、直接原料として利用する新規合成経路の確立に成功しました。 ●従来用いられていた合成系では、1,8-ジ…
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2020.02.18
オピオイドδ受容体作動薬は不安や恐怖の記憶を適切に消去する働きを持つ
~新たな作用機序を持つ向精神薬開発に期待~研究の要旨とポイント ●不安や恐怖に関する記憶は生物が生きていく上で欠かせないものですが、過剰な不安や恐怖は日常生活の妨げになるため、適切な消去が重要です。 ●本研究では、オピオイドδ受容体作動薬が、不安・恐怖記憶の消去…
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2020.02.17
光吸収と熱緩和のスペクトルの差分を利用したエネルギー変換効率の測定に成功
~測定ノイズを低減した熱緩和スペクトルの高感度な測定法がもたらした成果~研究の要旨とポイント ●分光白色ランプ光を励起光源とし、白色LED用の高効率な赤色発光体を試料として、光エネルギーを蛍光発光に変換する、エネルギーの変換効率の高信頼度な測定に成功しました。 ●光エネルギーの変換効率は、試料が吸収した光のスペ…
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2020.02.07
害虫の天敵を惹きつけるミント
〜コンパニオンプランツとして害虫防除に応用〜【研究の要旨】 東京理科大学基礎工学部生物工学科 有村源一郎 教授の研究グループは、ミントから放出される特有の香りが害虫の捕食性天敵であるタバコカスミカメを惹きつける現象を発見した。さらに、タバコカスミカメはミントの香りを予め経験することで…
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2020.02.07
水の新たなミクロ構造を最新のデータサイエンス手法によって発見 ~グラフェン表面の水分子は表層と深層において分子レベルで異なる動態を示す~
研究の要旨とポイント ●データサイエンス的アプローチを用いて、炭素原子の単原子シートであるグラフェン上におけるこれまでにない水分子の構造や動態を明らかにしました。 ●水は日常にありふれた身近な分子であり、様々な物質に吸着されて影響を与えます…
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2020.02.06
ナノサイズの「数珠繋ぎ」構造の形成に成功
~金属クラスターを素材とした多様なナノ材料の開発に期待~研究の要旨とポイント ●金属クラスターの凝集を阻止するための安定化保護剤「リガンド」のクラスター間相互作用を利用して、金属クラスターの立体構造を制御することに成功しました。 ●リガンド間の相互作用の強弱により、金属原子の結合の有無と原子間の…
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2020.02.04
小中学校で必修化!プログラミングの「いろは」を学ぶ、保護者のための講座
「ゼロから学ぶプログラミング講座」
‐理科大生と一緒に、プログラミングを身近に感じてみよう‐■日時:2020年3月15日(日) 15:00~17:00■会場:飯田橋セントラルプラザ2F(千代田区飯田橋) 東京理科大学オープンカレッジでは、来たる2020年3月15日(日)に飯田橋セントラルプラザ2Fにて、小中学生の保護者の方を対象に…
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2020.02.04
手元にある膨大なデータをどのようにビジネスに活用するのか? 「Excelで行う統計分析入門」 [初心者対象]ビジネスデータ分析技術の習得を目指す
■日時:2020年2月20日(木)~3月19日(木) 19:00~21:00 全3回■会場:飯田橋セントラルプラザ2F(千代田区飯田橋) 学校法人東京理科大学が主に社会人向けに行っている「東京理科大学オープンカレッジ」では、来たる2月20日…
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2020.02.03
ソフトマターのように振る舞う電子の発見とその機構解明
~電子物性物理学とソフトマター物理学の架け橋~東京理科大学東北大学金属材料研究所東京大学大学院工学系研究科 研究の要旨とポイント ●電子が粒子としての性質を持つ絶縁体の状態から、波としての性質を持つ金属の状態への転移をモット転移と呼び、モット転移近傍では高温超伝導や巨大磁気抵抗など、産…
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2020.01.30
アルコール依存症治療薬「ジスルフィラム」が
新しい標的タンパク(FROUNT:フロント)を阻害してがんを抑制することを発見
~世界初:マクロファージを調節する抗がん剤開発への新たな道~研究の要旨とポイント ●マクロファージは免疫細胞の一種で、がんの悪化に影響を与えることが知られていますが、マクロファージを調節する抗がん剤は例がなく、標的分子の発見と制御方法の開発が求められていました。 ●マクロファージの動きに関わる細胞内…
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2020.01.23
「米の品質制御(イネ種子の発達・登熟)における
細胞内自食作用(オートファジー)の役割を発見」
~悪環境下における穀物の品質・収量向上技術の開発に向けた一歩~東京理科大学 理工学部 応用生物科学科・朽津 和幸 教授、公立諏訪東京理科大学 工学部・来須 孝光 准教授、ならびに、新潟大学、産業技術総合研究所、国立遺伝学研究所、秋田県立大学、京都府立大学、国立環境研究所の共同研究グループは、『イネ種子…