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本学卒業生らが第36回(2019年度)井上研究奨励賞受賞
本学卒業生らが第36回(2019年度)井上研究奨励賞受賞しました。
受賞者 | : | 理工学研究科 応用生物科学専攻 博士後期課程修了 平川 健(2018年度) |
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指導教員 | : | 理工学部 応用生物科学科 教授 松永 幸大 |
受賞題目 | : | 植物DNA損傷応答に機能するクロマチンリモデリング因子の同定とその動態制御に関する研究 |
受賞内容 | : | 平川博士は植物のDNA損傷応答に関して細胞核内のクロマチン構造に着目して研究を展開しました。独自に構築した顕微鏡技術を用いて、DNA損傷に伴うクロマチン構造変換の必須制御因子RAD54を同定しました。さらに、RAD54の損傷クロマチン領域における動態制御にはあるヒストン修飾が重要であることを見出し、植物DNA損傷応答におけるエピジェネティック制御機構の一端を明らかにしました。本研究成果は5報の筆頭著者論文として出版されており、国内外のメディアにも広く取り上げられ、世界から実験材料の分与を依頼されています。 |
受賞日 | : | 2019年12月7日 |
受賞者 | : | 理工学部 特別研究生 加茂 翔伍 (2016年10月~2018年9月 倉持研究室) |
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指導教員 | : | 理工学部 応用生物科学科 准教授 倉持 幸司 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授 椿 一典 |
受賞題目 | : | 1,4-ナフトキノン二量体天然物の全合成研究と活性・機能評価 |
受賞内容 | : | 加茂博士は1,4-ナフトキノン天然物 Juglomycin C、Juglocombins A/B、Juglorescein、及び Juglorubinの世界初の化学合成法を開発しました。そしてそれら化合物の生物活性と機能を評価し、抗がん剤、抗菌剤、抗C型肝炎治療薬の候補となる化合物を見出しました。これらの研究成果は、国際誌・国内誌に 8報の論文として発表しております。特記すべきは、Angew. Chem. Int. Ed. 誌に発表した論文が 2016年に発表したにも関わらず既に 16報の論文から引用を受けていることです。このように加茂博士が独創的な研究を推進し、その成果が世界から高く評価されたことから、本賞を受賞しました。 |
受賞日 | : | 同上 |
公益財団法人井上科学振興財団
https://www.inoue-zaidan.or.jp/
松永研究室のページ
研究室のページ:https://www.rs.tus.ac.jp/sachi/
大学公式ページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?64d9
倉持研究室のページ
大学公式ページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?3bd3
研究室のページ:https://www.rs.tus.ac.jp/kuramoch/
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