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2019.12.24 Tue UP

第10回坊っちゃん講座「『風』を工学する?タコマ橋事故から大型風車まで?」開催報告

12月21日(土)に神楽坂キャンパスで、本学教育支援機構理数教育研究センター主催2019年度第10回坊っちゃん講座が行われ、70名を超える参加者がありました。

本講座は最先端の研究や応用研究において世界をリードしている研究者が研究の面白さを高校生、中学生および大学生に伝え、進学意欲の向上と進路選択に資するため、2018年度から開講しております。
今回は、本学理工学部 土木工学科 木村 吉郎 教授による「『風』を工学する?タコマ橋事故から大型風車まで?」の講演がありました。講演では、風と構造物を扱う風(かぜ)工学という分野を紹介し、スパンの長い橋をスライドで紹介した後、風により生じる影響等について動画やスライドを使ってお話されました。途中で、木村先生自身の進路選択の話も混ぜながら、土木工学の研究者になろうとした経緯も話してくださいました。また、研究室で行っている研究のケーブル模型の振動実験の動画や大型風車ブレード振動の研究について、データ解析のお話もあり、会場から多くの質問がありました。

参加者からは、「今まで風工学というものをまず知らなかったけれど、今回の講座で非常に詳しく知ることができて進路にも活かせそうなので良かったです。」「知らない言葉をいくつか知れて風工学に興味を持った。動画を見せてくれてわかりやすかった。」などの感想が寄せられ、参加した本学学生からも「振動に関する具体的な課題や実験内容を伺うことができ、大変興味深かったです。」と感想がありました。

第11回は、2020年1月11日(土)鳥取大学乾燥地研究センター総合的砂漠化対処部門 黒崎 泰典 准教授(本学理学部第一部物理学科卒業生)の講演です。
参加申し込みは、本学理数教育研究センターホームページより受付けています。

日時 2020年1月11日(土)14時?15時30分
場所 東京理科大学 神楽坂キャンパス 2号館1階211教室
タイトル 「健康被害、気候変動を引き起こす黄砂?その発生メカニズムの最新研究?」
講師 黒崎泰典氏 鳥取大学乾燥地研究センター総合的砂漠化対処部門 准教授
定員 150名
参加料 無料
申込方法 理数教育研究センターホームページよりお申込みください。
https://www.tus.ac.jp/event/entry/pr/bocchan2019/
当日、会場に余裕がある場合は当日受付も可能です。
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