2019.03.12 Tuesday

本学大学院生が第50回(平成30年度)東レ理科教育賞佳作を受賞

本学大学院生が第50回(平成30年度)東レ理科教育賞佳作を受賞しました。

受賞者 理学研究科 科学教育専攻 修士課程2年 前田 敏和
指導教員 理学部第一部 化学科 教授 井上 正之
受賞題目 カルボン酸塩とゼオライトを用いたメタン発生の実験
受賞内容 高等学校の化学で学習する酢酸ナトリウムと固体塩基との反応によるメタンの発生実験について研究し、以下の知見を得た。
1.従来から指摘されていた副生成物の不飽和炭化水素は、主としてイソブテンである。
2.固体塩基中にカルシウムイオンが含まれていると酢酸イオンどうし反応が進み、発生する気体中のイソブテンの含有率が高くなる。
3.固体塩基としてモレキュラーシーブス4A(ゼオライト)を用いると、メタンの選択性が高くなる。これはモレキュラーシーブス4Aの細孔のサイズが小さく、酢酸イオンどうしの反応を抑制できることによる。
4.反応混合物をアルミニウム箔に包んで試験管中で加熱することで、気体の発生速度が制御でき、従来法の問題点であった試験管の破損を回避できる。
受賞日 2019年2月13日

東レ理科教育賞
公益財団法人 東レ科学振興会主催。中学校・高等学校の理科教育において、創意と工夫により著しい教育効果をあげた先生方を表彰しています。

公益財団法人 東レ科学振興会のページ:http://www.toray-sf.or.jp/

井上研究室のページ
大学公式ページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?523c
研究室のページ:https://www.rs.kagu.tus.ac.jp/inolab/

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