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2018.12.20 Thu UP

JST主催「さくらサイエンスプラン」により、インドネシアから6名、中国から6名が本学神楽坂キャンパスに来訪――エネルギー・環境材料について科学技術体験を実施 

11月14日~11月20日までの7日間、科学技術振興機構(JST)の日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援により、インドネシアのインドネシア・イスラム大学から5名の学部学生と引率教員1名、また中国・広西大学から5名の大学院生と引率教員1名が東京理科大学神楽坂キャンパスに滞在し、太陽電池ナノ材料など、環境・エネルギーに関する研究室訪問や科学技術体験を行いました。

インドネシア中部のジョグジャカルタにあるインドネシア・イスラム大学から本学神楽坂キャンパスへの招へいは、今回が2年目となります。昨年はインドネシア単独でしたが、今年は新たに広西大学からも同時に招へいすることで、より幅広く環境、エネルギーに関する議論を行うことを狙いました。日本も含め3か国となり、文化的な違いもあって戸惑うこともありましたが、大きなトラブルもなく無事にプログラムを終えることができました。引率教員も、インドネシアの教員は日本で博士号を取得した日本通である一方、中国の教員は初めての来日と対照的でした。

プログラムでは、理学部第二部物理学科・大学院理学研究科物理学専攻・趙研究室における講義や実験見学を中心とし、さらに本学野田キャンパスにある総合研究院・太陽光発電技術研究部門の訪問を行いました。さらに、太陽電池を多数配置した横浜市内の工場の見学、日本科学未来館の見学を行いました。太陽電池などの実物にはひときわ興味をひかれたようで、こんなところにも配置されている、と太陽電池を指さして記念写真を撮る学生もいました。

このほか、留学説明会や交流会を開催しました。留学説明会では、各種奨学金募集の紹介に加え、日本企業でのインターンについても説明しました。留学費用がいくらかかるのかなど、具体的に数字を挙げて質問する学生もありました。交流会では、食べ物に制限のある者もいることから、ビュッフェ形式の食事会としました。今後の交流や共同研究について話が尽きないまま、7日間の滞在を終えました。

このような交流のきっかけを作って頂いたJSTさくらサイエンスプランに深く感謝いたします。


本学太陽光発電技術研究部門を訪問

日本科学未来館を訪問

早朝到着したインドネシア招へい者がまず本学・趙研究室で
ガイダンス

中国招へい者は20時過ぎに羽田空港に到着

日本科学未来館の展示をみる招へい者
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