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2018.11.14 Wed UP

本学教員と大学院生らが日本バイオマテリアル学会にて各賞を受賞

本学教員が日本バイオマテリアル学会にて日本バイオマテリアル学会賞(科学)を受賞、大学院生がハイライト講演に選定されました。

<日本バイオマテリアル学会賞(科学)>

受賞者 基礎工学部 材料工学科 教授 菊池 明彦
受賞内容 温度変化に応答して微粒子表面の親水性/疎水性が変化し、分散・凝集状態の変化を起こす温度応答性微粒子の調製を行った。微粒子表面にグルコースと結合するフェニルボロン酸基を導入すると、フェニルボロン酸とグルコースの結合に基づく微粒子表面の物性変化が起こり、グルコース濃度に依存して微粒子の分散・凝集状態の変化が起こることを見出した。これら一連の研究成果に対し、学会規定、選考方針に従い、選賞委員会での慎重な審議の結果、本賞が授与された。
発表題目 血糖診断のための温度応答性高分子微粒子の創成
受賞日 2018年11月12日

<第40回日本バイオマテリアル学会大会においてハイライト講演に選定>

受賞者 基礎工学研究科 材料工学専攻 修士課程2年 柘植 美礼
指導教員 基礎工学部 材料工学科 教授 菊池 明彦
基礎工学研究科 材料工学専攻 客員准教授 荏原 充宏
受賞題目 血液透析代替システムの実現に向けた超吸水性ナノファイバーの開発
受賞内容 我が国には慢性透析患者が33万人程度おり、週3回、1回4時間の透析が欠かせない。災害時や発展途上国など、十分量の浄水を確保できない環境では、透析患者の治療は困難となることから、浄水を必要とせず、過剰な水分を除去するとともに、尿素窒素の除去が必要となる。本研究では、高吸水性高分子を用いたナノファイバーマットを調製し、この吸水特性を明らかにするとともに、尿素窒素の除去を実現するナノファイバーの加工に関する研究成果を発表した。その内容が優れたものであると複数の審査員から評価され、今回の受賞となった。なお、本研究は、筑波大学大学院数理物質科学研究科の栗本理央氏との共同研究である。
受賞日 2018年11月13日

<優秀研究ポスター賞>

受賞者 基礎工学研究科 材料工学専攻 修士課程1年 松井 崚
指導教員 基礎工学部 材料工学科 教授 菊池 明彦
順天堂大学 医学部 助教 石原 量
受賞題目 表面機能化自律駆動マイクロチップを用いたがん細胞由来細胞外ベシクルの検出
受賞内容 細胞は恒常的に細胞外ベシクルという小胞体を分泌している。がん細胞に由来する細胞外ベシクルは、がん転移に関与するインテグリンを高発現しているため、がん細胞由来の細胞外ベシクルを検出することで、がんの早期診断が可能になると考えられる。そこで、本研究では、抗インテグリン抗体を固定した自律駆動マイクロチップを調製し、乳がん細胞由来の細胞外ベシクルの検出が可能か検討を行うことを目的に、研究発表を行った。要旨の内容に関する審査に加え、複数名の審査員によるポスター発表の審査が行われた結果、本発表が優れたものであると認められ、優秀研究ポスター賞を受賞した。本優秀研究ポスター賞は対象150件から27件が選定され、そのうちの一つが本発表である。なお、本研究は、本学大学院基礎工学研究科修士2年の片桐 明日香さん、前助教で現在順天堂大学医学部の石原 量博士、前東京理科大学基礎工学部生物工学科友岡 康弘教授、同中島 忠章博士、理化学研究所前田 瑞夫主任研究員、細川和生研究員との共同研究である。
受賞日 同上

日本バイオマテリアル学会のホームページ
http://kokuhoken.net/jsbm/

第40回日本バイオマテリアル学会大会のページ:http://www.kokuhoken.jp/jsb40/

菊池研究室のページ
大学公式ページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?1393
研究室のページ:http://kikuchilab.com/home/


左:菊池 明彦教授

柘植 美礼さん

松井 崚さん