2018.11.06 Tuesday

本学教員と大学院生らが11th Asia-Oceania Symposium on Fire Science and Technologyにおいて各賞を受賞

本学教員と大学院生らが11th Asia-Oceania Symposium on Fire Science and TechnologyにおいてLifetime Contribution AwardとBest Paper AwardとBest Poster Awardを受賞しました。

<Lifetime Contribution Award>

研究推進機構 総合研究院 教授 関澤 愛
長年にわたる功労に対して
2018年10月24日

<Best Paper Award>

理工学研究科 国際火災科学専攻 准教授 水野 雅之
研究推進機構 総合研究院 教授 関澤 愛
Influence of congestion in upper floor on pedestrian flow in staircase based on observational survey of evacuation drill in a high-rise building
本研究は、25階建ての高層事務所ビルで年1回実施される避難訓練の調査結果を分析したものである。全館避難では、一斉に避難させるのではなく、順次避難の誘導方法を採用し、予め予測計算やシミュレーションによって検討した避難シナリオに従って非常放送による指示により在館者を避難させている。こうした方式による避難訓練時の階段内歩行状態をつまびらかに分析し、数年間にわたるデータを比較して報告したものであり、それらの成果の価値が評価されたものである。
同上

<Best Poster Award>

国際火災科学研究科 火災科学専攻 修士課程2年 田中 俊成
理工学研究科 国際火災科学専攻 准教授 水野 雅之
Analysis on Crowd Evacuation Behavior under the Consideration of Communication between Evacuees in case of Underground Mall Fire
本研究は、地下街の火災時の避難安全計画のあり方を分析したものです。地下空間は、一般ビルのように開口部から煙を排出することが基本的にできなく、火災が一定規模以上に成長してしまうと、避難経路の汚染が格段に進んでしまいます。また、不特定多数の人が利用するため、心理的な面でも負荷が掛かってしまう非常時には混乱が予想されます。加えて、幅が広く長い通路に複数の店舗が軒を連ねる形で計画されることから、直近の出口から避難するよりも、まずは通路を通って火災から離れる行動を取った上で火災の影響がない状況下で階段を使って地上に避難することが予想されます。こうした地下街の避難行動特性を考慮した上で、人が情報を伝達し合いながら避難していく過程と、適切なタイミングで有効な避難誘導が非常放送などによって行い、出火点から離れた人の避難行動を適切に制御する過程を比較することにより、後者の方が火災時の避難を混乱無く実現可能であることを、本学が開発した避難シミュレーションモデルを用いて評価し、考察しました。ポスター発表では、タブレットを用いて避難シミュレーション結果を分かりやすく説明することで好評を博したため、そうしたプレゼンテーションスキルも評価され、本受賞に至ったものと思います。
同上

11th Asia-Oceania Symposium on Fire Science and Technologyのホームページ:http://aosfst2018.com/

水野准教授のページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?3665

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