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本学教員らのナトリウムイオン電池の研究成果について日本経済新聞が紹介
本学 理学部第一部 応用化学科 駒場 慎一教授と久保田 圭講師らの「ナトリウムイオン電池」の寿命や性能を高める技術開発について、日本経済新聞が紹介しました。
「ナトリウムイオン電池」は、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの安定供給に欠かせない「次世代電池」とされていますが、使い続けることによって寿命や性能が落ちる問題がありました。駒場教授らの研究チームは、正極材料にマグネシウムを加えたところ、正極に蓄えられる電気が約3割を超え、リチウムイオン電池と同様になることを証明しました。また、この材料は工業化されている炭酸ナトリウムなどを使えば簡単に合成でき、駒場教授は「リチウムイオン電池よりも2割安くなる」と話しています。
これらの研究によりナトリウムイオン電池の課題が技術的に解決されつつあり、安価で再生エネルギーの電力を蓄える用途の実用化に期待が寄せられています。
詳細は掲載紙をご覧ください。
■ 掲載紙
『日本経済新聞』 2018年4月23日付朝刊
駒場研究室のホームページ:http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/komaba/index.html
駒場教授の大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?486f
久保田講師の大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6817
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