2014.04.04 Friday

本学教員らの研究グループが穀物の花粉・種子形成の新たな仕組みを解明

本学理工学部応用生物科学科(本学 総合研究機構 RNA科学総合研究センター、イメージングフロンティア研究部門 併任)の朽津和幸教授らの研究グループが、イネの正常な花粉・種子の形成に、細胞内自食作用(オートファジー)が必要なことを発見し、穀物の花粉・種子形成の新たな仕組みを解明しました。

今回の研究により、オートファジー能を欠いたイネの変異体では、花粉の発達・葯の開裂・脂質代謝などに異常が生じ、イネの正常なライフサイクルが回らない(種子が稔らない)こと、すなわち、オートファジーが花粉の成熟や代謝の制御に重要な役割を果たすことが明らかになりました。

今回の成果は、植物におけるオートファジーの全く新しい役割を提唱するだけでなく、将来的にオートファジーを制御することにより、穀物の収量や種 子の品質の改善に繋がる可能性も示唆しています。環境にやさしい農業への道を開き、食糧・環境・エネルギー問題の解決への第一歩となることが期待されます。

本研究の成果は、米科学誌Autophagyのonline版に現地時間3月24日に掲載されました。

■掲載紙
「Autophagy」 3月24日付
https://www.landesbioscience.com/journals/autophagy/article/28279/

プレスリリース

朽津研究室のホームページ
研究室のページ:https://www.facebook.com/KuchitsuLab
大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?32ee

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