ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2025.11.10
AIの力で複雑なスペクトルの自動解析が可能に!
~X線データから材料の構造・欠陥・電子状態を高精度で判別~東京理科大学 東京大学 東京科学大学 筑波大学 科学技術振興機構(JST) 研究の要旨とポイント X線吸収スペクトルは、多様な構造や欠陥の影響で複雑に変化するため、従来の解析では高度な専門知識と多くの作業が必要とされてきました。 教師なし機…
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2025.11.07
極低温でも高効率に放熱する「メタマテリアルラジエータ」を開発
-宇宙機の熱設計に新たな指針-新潟大学 東京理科大学 新潟大学工学部工学科機械システムプログラムの櫻井篤准教授、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の太刀川純孝主任研究員、東京理科大学先進工学部物理工学科齋藤智彦教授らの研究グループは、極低温環境においても高い放射性能を維持…
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2025.11.04
RNAステムループの折りたたみダイナミクスを分子動力学シミュレーションで再現
~RNAのデザインや創薬分野への応用に期待~研究の要旨とポイント 分子動力学(MD)シミュレーションは、生体分子の原子レベルの構造およびダイナミクスをコンピュータ上で再現する手法として広く用いられています。しかし、RNAのダイナミクスは極めて複雑であり、予測精度には依然として課題が残…
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2025.10.22
【参加者募集】東京理科大学 新技術説明会(11/11)
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2025.10.21
がん免疫療法の治療効果の鍵を握るT細胞増殖を予測する遺伝子群を発見
~腫瘍内でのT細胞応答の理解と新たな治療法開発へ重要な知見~東京理科大学 東京大学 研究の要旨とポイント がん免疫療法では、腫瘍内でのCD8+ T細胞の急速な増殖が治療効果の鍵となることが知られていましたが、この増殖を制御するメカニズムは不明でした。 本研究では、腫瘍内のCD8+ T細胞を追跡する革…
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2025.10.16
光ファイバー内の単一原子を選択的に励起し、単一光子の生成に成功
~光量子通信ネットワークにおける高効率な伝送技術への応用に期待~研究の要旨とポイント 単一光子光源は、絶対的な安全性を有する光量子通信を実現するためのキーデバイスであり、生成された単一光子を光ファイバーで高効率に伝送することが重要となります。 光ファイバーに添加されている希土類原子集団へ集光したレーザー…
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2025.10.14
イオンゲルとグラフェンで、機械学習の計算を劇的に省力化できる AIデバイスを実現
~エッジAI向け省エネ技術として期待~NIMS(国立研究開発法人物質・材料研究機構) 東京理科大学 国立大学法人神戸大学 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) NIMSは、東京理科大学、神戸大学との共同研究により、イオンの振る舞いを利用して情報処理を行う新しいAI(人工知…
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2025.09.09
ニューロン間の見えないつながりを明らかに
~神経細胞の機能的なつながりを、高精度に検出できる新手法~研究の要旨とポイント ニューロン間にどのような因果関係があるのか、検出手法を開発しました。 カオス的な応答を示すニューロンのスパイク列のみから、その関係性を検出できます。 複数のニューロンが関係する障害や精神疾患への治療にも貢献が期待されま…
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2025.09.08
朝日地球会議2025「あなたと考える 激動の世界と地域の未来 」に山本 貴博教授が出演(10/29)
「朝日地球会議」は、持続可能な地球と社会の実現に向けて考えるシンポジウムで、今年で第10回を迎えます。 本年は「あなたと考える 激動の世界と地域の未来」をメインテーマに掲げ、10月24日(金)よりリアル会場およびオンラインで開催されます。…
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2025.09.05
磁気バルクハウゼンノイズによる磁壁緩和ダイナミクスの直接観測
~次世代の低損失磁性材料の設計指針となる有用な知見~研究の要旨とポイント 広帯域かつ高感度な磁気バルクハウゼンノイズ(MBN, *1)測定システムを独自開発し、金属材料中の個々の磁壁(*2)の緩和挙動を、単一パルスレベルで直接観察することに成功しました。 MBNパルスの減衰過程に着目した統計…
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2025.09.04
単一の半導体材料にて正孔と電子の異なる輸送異方性を実証
―分子半導体における理論予測を実証し、次世代電子デバイス開発の新たな指針を提示―東京大学 横浜国立大学 東京理科大学 産業技術総合研究所 科学技術振興機構(JST) 発表のポイント ◆ 独自に開発した単一の分子半導体材料において、従来は実現できなかったキャリア特異的輸送異方性(正孔と電子がそれぞれ異なる方向…
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2025.09.03
ポリアミンががん細胞の増殖を促進するメカニズムを解明
~がん治療など医療への応用にも期待~研究の要旨とポイント ポリアミンの一種であるスペルミジンの長期摂取は、アンチエイジング作用を示すことが近年注目されています。 一方、ポリアミンは癌の悪性度にも関連することが知られていますが、がんの増殖におけるポリアミンの詳細な役割は明らかと…
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2025.09.03
採血せずに牛の血液検査を実現する画期的技術を開発
北里大学東京理科大学 研究の要旨とポイント 北里大学獣医学部の鍋西久准教授、東京理科大学先進工学部の相川直幸教授らの研究グループは、マルチスペクトルカメラで牛の尾静脈付近(尻尾裏側)を撮影することで、非侵襲的にかつ瞬時に複数の血液成分の同時…
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2025.09.01
界面水の不均一性を原子レベルの分解能で解明
――高い構造情報量をもつ多孔性結晶を構造解析技術に応用――東京大学 東京理科大学 高輝度光科学研究センター 北里大学 広島大学 長崎大学 発表のポイント 新しい様式の多孔性結晶を開発し、凹凸のある細孔界面上で形成する水クラスター構造の解析に成功しました。 温度可変結晶構造解析、分子動力学シミュレー…
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2025.08.27
Ga系近似結晶で巨大磁気熱量効果を観測
~環境負荷の少ない次世代冷却技術に期待~東京理科大学科学技術振興機構(JST) 研究の要旨とポイント 原子価の異なる二種類の元素を同時に置換する新手法「二重異原子価元素置換(double hetero-valent elemental substitution)」を導入し、三元系…
