安全科学のシラバス情報

科目名称
Course title(Japanese)
安全科学 科目番号
Course number
72CHZZZ303
科目名称(英語)
Course title(English)
Safety Science
授業名称
Class name
安全科学
教員名 近藤 剛史,郡司 天博,酒井 秀樹,北村 尚斗,寺島 千晶,堀田 義太郎,中山 泰生
Instructor
開講年度学期 2022年度 後期
Year/Semester 2021 Second Semester
曜日時限 金曜4限
Class hours Friday 4th, Period
開講学科
Department
理工学部 先端化学科
外国語のみの科目
(使用言語)
Course in only foreign
languages (languages)
-
単位
Course credit
2.0 授業の主な実施形態
Main class format
対面授業/On-site class
概要
Descriptions
本学科で定めるポリシー「化学分野の基礎学力と、その上に専門知識」を習得し、それをもとに「自ら課題を発見し、解決する能力」、「論理的・批判的に思考し、積極的に取り組むことのできる判断力・行動力」、「他者とコミュニケーションをとり、国際的な視野を持って活躍できる能力」ならびに「専門分野に応じたキャリアを形成し、自己を管理する能力」を養うための授業である。

化学実験、化学研究を行うにあたり必要とされる化学物質、高圧ガスあるいは放射線の潜在危険性および安全な取扱法について系統的に学ぶ。また、化学物質の廃棄方法やその安全管理ならびに科学者としての倫理感についても包括的に学ぶ。
目的
Objectives
 化学物質は優れた性質を有し、今や社会生活にとってなくてはならないものである。この化学物質を取り扱う化学実験、化学研究を行うにあたり必要とされる、化学物質の潜在危険性および安全な取扱法について学ぶことにより、その潜在的危険性が顕在化して起こる、発火・爆発・有害危険・環境汚染などを未然に防ぐことができるようになる。
到達目標
Outcomes
化学物質やその取扱いが安全で、「人間」、「社会」、「環境」と調和して、これらが持続可能なものになるように、安全の基本、安全の基礎知識、科学者倫理を理解することができる。
 キャリア教育として本講義を履修することにより、将来、化学物質を取り扱う基盤技術、先端技術に携わる技術者・研究者に必要とされる、化学物質を扱う上での安全の基礎知識や心構え、倫理感を養うことができる。
履修上の注意
Course notes prerequisites
卒業研究着手前に履修することが望ましい。
アクティブ・ラーニング科目
Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文
Essay
小テストの実施
Quiz type test
ディベート・ディスカッション
Debate/Discussion
- グループワーク
Group work
-
プレゼンテーション
Presentation
- 反転授業
Flipped classroom
-
その他(自由記述)
Other(Describe)
-
準備学習・復習
Preparation and review
該当する箇所の教科書や参考書を読み、講義の内容を事前に理解しておく。
具体的な事項については、授業の中で指示する。
成績評価方法
Performance grading
policy
期末試験(80%)、平常点(小テスト及びレポート提出)(20%)などにより総合的に評価する。
出席状況(無断欠席)や授業態度が著しく悪い場合、あるいは課題などの提出物が未提出の場合は、評価しない場合があるので注意すること。
学修成果の評価
Evaluation of academic
achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation
教科書
Textbooks/Readings
・教科書を使用する場合は、MyKiTS(教科書販売サイト)から検索・購入可能ですので以下のURLにアクセスしてください。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/
 
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https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/
参考書・その他資料
Reference and other materials
1. 日本化学会編、これだけは知っておきたい化学実験セーフティガイド、化学同人 (2006). ISBN978-4-759-81051-6
2. 徂徠道夫、山本景祚、山成数明、齋藤一弥、山本仁、高橋成人、鈴木孝義、学生のための化学実験安全ガイド、東京化学同人 (2003). ISBN978-4-807-90571-3
3. 化学同人編集部編、第7版 実験を安全に行うために、化学同人 (2006). ISBN978-4-759-80958-9
4. 田村昌三、新井充、阿久津好明、エネルギー物質と安全、朝倉書店 (1999). ISBN978-4-254-25028-2
5. 日本化学会編、第4版 化学実験の安全指針、丸善 (1999) ISBN978-4-621-04576-3
6. 安全工学協会編、新安全工学便覧、コロナ社 (1999). ISBN978-4-339-07770-4
7. 前澤正礼、化学安全工学概論、共立出版 (1990). ISBN978-4-320-08856-6
8. 鈴木直、太刀掛俊之、松本紀文、守山敏樹、山本仁、大学人のための安全衛生管理ガイド、東京化学同人 (2005). ISBN978-4-807-90616-1
9. 長谷川和俊,危険物の安全,丸善 (2004). ISBN978-4-621-08263-8
授業計画
Class plan
(予習、講義、復習の3つは等しい時間をかけることが、大学設置基準で求められており、これに従って学習すること。具体的には、準備学習・復習で4時間×15回が目安。) 

1  ガイダンス 【対面授業】
この授業の目的,内容,日程などを講義する。また,卒業研究を始めるにあたっての心構え,服装,保護具などについて学ぶ。

2  安全の基本 【対面授業】
安全と危険について学ぶ。特に,ハザード(ケミカルハザード,バイオハザード)とリスク,MSDSデータ,環境保全センター,PRTR法,劇物・毒物取締法,消防法,および本学における薬品類の一元的管理体制を知ることができる。また,薬品一括管理システム(IASO®)を使った薬品の購入方法と管理方法を理解することができる。

3  事故例と教訓 【対面授業】
化学物質の性質による事故,実験器具による事故,実験環境による事故などについて,本学で起こった事故例に基づいて学ぶことにより,安全の重要性を理解できる。

4  化学物質の潜在エネルギー 【対面授業】
化学物質とその潜在危険,化学物質の安全化学の考え方,潜在エネルギー危険性の評価,危険物の分類,計算による潜在危険性の評価,潜在危険性の評価手法などを学ぶことにより,化学物質や装置・機器の取扱い方法を身につけることができる。

5  危険物;1・2類 【対面授業】
消防法にもとづく危険物のなかで1・2類に分類される化学物質の性質と取扱上の注意を学ぶことにより,これらの取扱い方法を理解できる。

6  危険物;3・4類 【対面授業】  
消防法にもとづく危険物のなかで3・4類に分類される化学物質の性質と取扱上の注意を学ぶことにより,これらの取扱い方法を理解できる。

7  危険物;5・6類  【対面授業】  
消防法にもとづく危険物のなかで5・6類に分類される化学物質の性質と取扱上の注意を学ぶことにより,これらの取扱い方法を理解できる。

8  劇物・毒物 【対面授業】
劇物・毒物取締法により規制される化学物質の性質,化学物質の毒性とその評価,化学物質の環境・生態系への影響,有害性・環境への影響に対する主な法令,衛生管理,労働安全衛生法,緊急措置などを学ぶことにより,その対処方法を理解できる。

9  高圧ガスおよび電気の安全 【対面授業】 
高圧ガスの種類(含液化ガス)、ガスボンベの分類と取扱法,ゲージの構造と取扱法,高圧ガスによる事故例の講義により、高圧ガスの安全な取り扱い方を理解できる。また,研究室に供給されている交流電源の基礎知識,電気器具の安全な取り扱い法と電気による事故例の講義により,交流電源の安全な取扱い方法を理解できる。

10 実験環境・器具・装置と操作の安全 【対面授業】  
安全な実験環境,実験装置の安全,実験操作の安全,レーザー光の使い方,工具の使い方などを学ぶことにより,これらの取扱い方法の予備知識を習得できる。

11 放射線・X線の安全  【対面授業】  
放射線の種類と性質、生体への影響,関係法令などを学ぶことにより,放射線の安全な取扱い方法の予備知識を習得できる。

12 有機・無機廃棄物の処理  【対面授業】  
大学における実験廃棄物間題,廃棄物の区分・回収・監視,化管法,本学における処理法,混触危険などについて学ぶことにより,これらの取扱い方法を理解できる。

13 安全管理体制 【対面授業】
本学における安全管理体制と組織,安全管理活動,関連法令,安全点検,安全巡視,避難経路・事故発生時の措置(火災,爆発,地震),警戒宣言,情報伝達(通報)経路などを学ぶことにより,非常時の対処方法を予め身につけることができる。

14 科学者の倫理 【対面授業】
科学に関わり技術者として仕事をしていく上で遵守すべき倫理上の問題を学ぶことによって,科学者のあるべき姿を解することができる。

15 到達度評価 【対面授業】
当該授業における達成度を到達度評価試験により確認する。
その後、授業として当該授業科目の内容の総括を行う。 
教職課程
Teacher-training course
-
実務経験
Practical experience
-
教育用ソフトウェア
Educational software
-
備考
Remarks
-
9972404
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