情報数学1A及び演習(2組)のシラバス情報
科目名称 Course title(Japanese) |
情報数学1A及び演習 | 科目番号 Course number |
63MAMAI101 | |
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科目名称(英語) Course title(English) |
Mathematics for Information Sciences 1A and its Exercises | |||
授業名称 Class name |
情報数学1A及び演習(2組) |
教員名 | 渡邉 昇,野口 健太,藤澤 健吾 |
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Instructor | Noboru Watanabe, Kenta Noguchi & Kengo Fujisawa |
開講年度学期 | 2022年度 前期 |
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Year/Semester | 2022 First Semester |
曜日時限 | 金曜2限 金曜5限 |
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Class hours | Friday 2nd & Friday 5th |
開講学科 Department |
理工学部 情報科学科 |
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外国語のみの科目 (使用言語) Course in only foreign languages (languages) |
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単位 Course credit |
3.0 | 授業の主な実施形態 Main class format |
ハイフレックス型授業/Hybrid-Flexible format [一部iにオンライン授業(同期 又 非同期)/Online (synchronized or asynchronized remote)] |
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概要 Descriptions |
授業の到達目標及びテーマ 集合・写像から,関係,数列や集合列の極限や束などの情報科学に関わる数理的基礎について理解できるようになる。情報科学に関わる基本的な数理を体系的に身に付けることで,2年次以降の専門科目を円滑に学ぶことができる [授業の概要] 多様化する21世紀の社会において、その変化に素早く対応でき、情報社会で活躍できる柔軟性のある人材の育成を目指し,情報科学に関わる基礎数理を体系的に学習する。情報科学を習得するために必要となる数学的基礎と2年次以降の専門科目を学ぶための基礎知識を習得するための導入的な講義 |
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目的 Objectives |
[目的] 上記4種類の概念が、高等学校で学んできた数学の概念の一般化であることを認識できること。 本学科のディプロマ・ポリシーにある「情報科学分野に応じた基礎学力」を身 に付け,「自然科学・科学技術の分野のみならず社会における多様な情報を論理 的に分析し、問題の発見、さらにはその解決に貢献しうる能力」を獲得するため の科目である. |
到達目標 Outcomes |
[到達目標] 1.集合に関して 集合を用いた和集合や共通部分等の演算操作ができるようになること。べき集合の例を明示できること。 2.濃度に関して 自然数の集合と同じ濃度をもつ無限集合と、実数の集合と同じ濃度をもつ無限集合の相違を識別できること。 3.写像に関して 写像の定義域と値域、全射と単射、等の基本的概念に加えて集合演算との関係を理解していること。 4.関係 順序関係については、全順序関係と版順序関係の相違を識別できること、それに伴い極大元、極小元、上限、下限、最大元、最小元の意味を理解していること 同値関係については、与えられた同値関係から同値類を構成できること。 |
履修上の注意 Course notes prerequisites |
達成度テストおよび中間テストを行う。演習で行う小テストの成績が良くない場合には、期末試験を受験できないことがあるので注意してください。 |
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning) |
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課題に対する作文 Essay |
- | 小テストの実施 Quiz type test |
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ディベート・ディスカッション Debate/Discussion |
- | グループワーク Group work |
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プレゼンテーション Presentation |
- | 反転授業 Flipped classroom |
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その他(自由記述) Other(Describe) |
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準備学習・復習 Preparation and review |
講義テキストに指定されている 大矢雅則、佐藤圭子、井上啓著、「情報数理入門」、サイエンス社 の該当個所を勉強しておくこと。 講義の準備学習:毎回,講義の参考書を事前に調べて講義の学習の準備をして下さい。 講義の復習:講義の板書,音声データ,配布プリントなどは,Webで公開しているので,それらを活用して講義の復習をして下さい。 演習の準備学習:毎回,演習では講義の内容と対応した演習問題を行うので,Webで講義の復習を行い,演習の準備をして下さい。 演習の復習:演習授業後に演習の問題とその略解をWebに公開するので,Webを活用して,演習の問題の復習をして下さい。 予習と復習を合わせて週5時間を目安とする。 |
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成績評価方法 Performance grading policy |
達成度評価、中間、期末および演習・レポートなどから総合的に評価します。 試験70%,演習・レポートなど30% |
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement |
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている ・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation |
教科書 Textbooks/Readings |
・教科書を使用する場合は、MyKiTS(教科書販売サイト)から検索・購入可能ですので以下のURLにアクセスしてください。 https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ ・Search and purchase the necessary textbooks from MyKiTS (textbook sales site) with the link below. https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ |
参考書・その他資料 Reference and other materials |
教科書「情報数理 入門」、大矢雅則編,佐藤圭子,井上 啓共著, サイエンス社,1999,ISBN:978-4-7819-0916-5 および 参考書「集合・位相・距離」梅垣,大矢,垣原 共著,共立出版,1987 |
授業計画 Class plan |
第1回~第2回:集合と演算 集合の定義と簡単な集合演算、直積集合の定義 第3回~第5回:写像とその性質 写像の導入、写像の種類とその性質、合成写像 第6回:ベキ集合 ベキ集合の定義とその性質、 第7回:無限集合と濃度 無限集合と濃度の定義 第8回~第9回:同値関係とその性質 同値関係の定義とその性質 第10回~第11回:順序関係とその性質 順序関係の定義とその性質 第12回~第13回:数列と集合列の極限 数列と集合列の上極限と下極限の定義とその性質 第14回~第15回:束とその性質 束の定義とその種類 |
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教職課程 Teacher-training course |
本科目は、教育職員免許状取得(教科:数学)に必要な教科に関する科目の「代数学」区分に該当します。 ただし、教科に関する科目区分については、入学年度により異なるため、各自、入学年度または適用となる年度の学修簿により確認をしてください。 |
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実務経験 Practical experience |
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教育用ソフトウェア Educational software |
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備考 Remarks |
なし |
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9963291 |