世界建築史のシラバス情報

科目名称
Course title(Japanese)
世界建築史 科目番号
Course number
41PDHIA201
科目名称(英語)
Course title(English)
History of World Architecture
授業名称
Class name
世界建築史
教員名 伊藤 裕久,栢木 まどか
Instructor
開講年度学期 2022年度 後期
Year/Semester
曜日時限 火曜3限
Class hours
開講学科
Department
工学部 建築学科
外国語のみの科目
(使用言語)
Course in only foreign
languages (languages)
-
単位
Course credit
2.0 授業の主な実施形態
Main class format

ガイダンスおよび西洋建築史:オンライン授業(同期)/Online (synchronized remote)もしくは対面授業・東洋建築史:オンライン授業(非同期)/Online (asynchronized remote)
概要
Descriptions
前近代の西洋(ヨーロッパ)と東洋(中近東・インド・中国)の建築史を概観し、世界的規模で展開する現代都市・建築の創出をもたらした西洋建築史の重要性や、世界に多数の信徒をかかえるイスラーム文化圏の建築、さらに日本建築の源流ともなったインド・中国の建築・都市について幅広い視点から考察することで、建築と文化の関わりや多様性を実感できるようにする。そのことよって、建築の現代につながる根源的な部分を把握し、歴史的建築の保存再生や今後の建築・都市設計に対する素養を身につけることを目標とする。  
本科目は、一級建築士受験資格(卒業後実務経験2年)の指定科目であり、建築士に必要な基礎知識を身につけることでキャリア形成に役立つものである。
目的
Objectives
世界建築史の理解を通じて建築と文化の関わりや多様性を実感できるようになる。
到達目標
Outcomes
世界建築の現代につながる根源的な部分を把握し、歴史的建築の保存再生や今後の建築・都市設計に対する素養を身につけることを目標とする。
履修上の注意
Course notes prerequisites
授業開始時に資料を配布(配信)するので、各自で管理すること。
アクティブ・ラーニング科目
Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文
Essay
前半レポート(西洋建築史)
後半レポート(東洋建築史)
小テストの実施
Quiz type test
-
ディベート・ディスカッション
Debate/Discussion
- グループワーク
Group work
-
プレゼンテーション
Presentation
- 反転授業
Flipped classroom
-
その他(自由記述)
Other(Describe)
-
準備学習・復習
Preparation and review
各回ごとに「授業計画」欄を参照し、内容に沿って世界史(政治・社会・文化)の概要を予め理解しておくこと。
授業中における建築史の専門用語は、図版と合わせてしっかりと理解し復習しておくこと。
成績評価方法
Performance grading
policy
前半レポート(40%)、後半レポート(40%)、授業・学習態度(20%)によって評価する。
学修成果の評価
Evaluation of academic
achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation
教科書
Textbooks/Readings
・教科書を使用する場合は、MyKiTS(教科書販売サイト)から検索・購入可能ですので以下のURLにアクセスしてください。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/
 
・Search and purchase the necessary textbooks from MyKiTS (textbook sales site) with the link below.
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/
参考書・その他資料
Reference and other materials
適宜以下の書籍を参考にすること。

[西洋建築史]
日本建築学会編『西洋建築史図集』彰国社
磯崎新+篠山紀信『建築行脚』六曜社
『図説世界建築史』本の友社
熊倉洋介他『カラー版西洋建築様式史』美術出版社(増補新装2010)

[東洋建築史]
日本建築学会編『東洋建築史図集』彰国社
深見 奈緒子『イスラーム建築の世界史』岩波セミナーブックス(2013)
深見 奈緒子・川本 智史他『イスラーム建築がおもしろい!』彰国社(2009)
神谷 武夫『インド古寺案内』小学館(2005)
布野 修司編『アジア都市建築史』アジア都市建築研究会(2003)
授業計画
Class plan
1. ガイダンス、世界(前近代)建築史の概説
 ・西洋建築史・東洋建築史の概説とポイント
 ・参考文献など

【西洋建築史】
2.古代=メソポタミア、エジプト、ギリシャ、ローマ時代の建築史
1)時空間の把握 2)都市構造の把握3)建築様式と技術の把握
4)構成論を通じた理解5)名作を通じた理解 

3.中世=ロマネスクとバロック時代の建築史
1)中世都市国家の成立2)修道院を中心としたロマネスク様式について
3)ゴシック様式への空間的・技術的な発展について
4)構成論を通じた理解5)名作を通じた理解 

4.ルネサンス
1)ルネサンスとは何か2)建築家の登場_ブルネレスキからミケランジェロへ 
3)マニエリスム 4)構成論を通じた理解5)名作を通じた理解 

5.バロック
1)バロックとは何か2)ボッロミーニとベルニーニ
3)バロックの都市4)構成論を通じた理解5)名作を通じた理解 

6.新古典主義から近代の入口
1)新古典主義とは何か2)革命(産業革命とフランス革命)と建築
3)幻視の建築家4)近代への入口5)名作を通じた理解

7.日本への影響とモダニズムへの展望

【東洋建築史】
8.日本建築史から東洋建築史へ
・中国建築史…東アジア(中国・韓国・ベトナム)の歴史的建築と都市
     1)宗教建築 2)都市形態と宮殿建築 3)都市住居

9.インド建築史(1)
・インドの建築史…仏教・ヒンドゥ教・ジャイナ教(マンダラの建築と都市)
     1)宗教建築 2)都市形態と宮殿建築 3)都市住居

10.インド建築史(2)
・ネパールの建築と都市1)宗教建築 2)都市形態と宮殿建築 3)都市住居

11.イスラーム世界の建築と都市(1)
・イスラーム以前
・イスラーム古典期…ウマイヤ朝・アッバース朝の建築と都市

12. イスラーム世界の建築と都市(2)…地域的展開
・ペルシャ…イスファハーン(イラン)を主な素材として
・地中海1)モロッコ(フェズ、マラケシュ) 2)グラナダ

13.トルコ…ビザンチン帝国からオスマン帝国へ
・セルジュク朝の建築 ・ビザンチン建築の影響
・オスマン帝国の首都イスタンブールの都市建設と建築家シナン
・ヨーロッパ建築の影響(バロック化)

14.インドのイスラーム建築と都市
・ムガール朝以前、現存最古のイスラーム建築
・アクバルの建築と都市(アクバル様式)…イスラームとヒンドゥの統合
・17世紀における霊廟建築の発展 
・ムガール帝国の新首都・デリー(シャージャハーナバード)の建設

15.まとめ
教職課程
Teacher-training course
実務経験
Practical experience
-
教育用ソフトウェア
Educational software
-
備考
Remarks
994164H
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