錯体化学概論のシラバス情報

科目名称
Course title(Japanese)
錯体化学概論 科目番号
Course number
23CHIAC208
科目名称(英語)
Course title(English)
Introduction to Coordination Chemistry
授業名称
Class name
錯体化学概論
教員名 秋津 貴城
Instructor
開講年度学期 2022年度 後期
Year/Semester
曜日時限 月曜5限
Class hours
開講学科
Department
理学部第二部 化学科
Department of Chemistry, Faculty of Science Division2
外国語のみの科目
(使用言語)
Course in only foreign
languages (languages)
-
単位
Course credit
2.0 授業の主な実施形態
Main class format
ブレンド型授業/Blended format

概要
Descriptions
遷移金属の中でd−グループの金属を中心とする錯体の合成法、反応性、安定度などの化学的性質および磁性や吸収スペクトルなどの物性について学習する。さらに触媒や生体中の金属錯体の機能など金属錯体をめぐる話題にも触れる。

理学部第二部の「Advanced科目」として授業デザインしたもので、『無機化学2-1』を踏まえて、下記項目の構造・結合・電子状態理論の変遷を通じて、主に理論面を扱い、興味深い最近の研究などにつなげてゆく。
目的
Objectives
根本的な問題に対峙した時に創造的な発想を得て、専門領域を超えて問題を探求する事ができるよう、自律的に知的能力を発展させる能力を習得する。学部学科のポリシーを実現するための科目である。
到達目標
Outcomes
金属錯体の化学の基礎的な部分を理解することを講義の目的ならびに到達目標とする。
履修上の注意
Course notes prerequisites
ナンバリングに配慮して、「基礎無機化学」(とくに前半)との接続を意識すること。
「無機化学2-1」と「無機化学2-2」を既習または内容を理解していることが望ましい。
内容理解に必要な基礎事項は各自確認しておくこと。
アクティブ・ラーニング科目
Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文
Essay
- 小テストの実施
Quiz type test
-
ディベート・ディスカッション
Debate/Discussion
- グループワーク
Group work
-
プレゼンテーション
Presentation
- 反転授業
Flipped classroom
-
その他(自由記述)
Other(Describe)
-
準備学習・復習
Preparation and review
各自必要な予習・復習をすること。
成績評価方法
Performance grading
policy
出席点は加味しない。期末確認評価(100%)により相対評価(平均80点、S,A半数、S8割未満、D3割未満を目標に調整)。
学修成果の評価
Evaluation of academic
achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation
教科書
Textbooks/Readings
・教科書を使用する場合は、MyKiTS(教科書販売サイト)から検索・購入可能ですので以下のURLにアクセスしてください。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/
 
・Search and purchase the necessary textbooks from MyKiTS (textbook sales site) with the link below.
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/
参考書・その他資料
Reference and other materials
その他、LETUS資料、論文等は講義中に指示。
授業計画
Class plan

1   錯塩化学の歴史   錯塩という概念の形成過程をたどる。錯塩と錯体の違いにつ
     ぃて学ぶ。

2   コバルトアンミン錯塩の合  いくつかの古典的な錯塩の合成法を通して、錯塩の化学的な
  成法   特徴を学ぶ。

3   命名法、錯体の反応 金属錯体の呼び方と書き方について学ぶ。
水和と溶媒和、配位子交換速度、錯体の反応性・安定度を学ぶ。

4   立体構造と対称性(1)   金属錯体の立体的な特徴を対称性をもとに理解する。

5   立体構造と対称性(2)   簡単な点群の表現方法および異性体について学ぶ。

6   原子価結合論   原子価結合論から見た錯体の性質と電子配置の関係性を学ぶ。

7   結晶場理論   錯体の色や吸収スペクトルと電子構造との関係について学ぶ。

8   分子軌道法   金属錯体の性質の分子軌道法による説明を学ぶ。

9   非ウエルナー型錯体   有機金属錯体の特徴について学ぶ。

10  角重なり模型(1)   角重なり模型の原理を学ぶ。

11  角重なり模型(2)   角重なり模型を用いた配位構造の安定性の説明を学ぶ。

12  生物無機化学   金属を含む生体物質として,酵素やタンパク質などを学ぶ。

13  錯体化学の今後の発展   触媒,酵素モデル,機能性金属錯体などについて学ぶ。

14  研究例の紹介        研究例の理解に、錯体化学の基礎知識を使いこなせるようになる。

15  到達度確認評価と解説   学修ポートフォリオ(マインドマップ、ルーブリック)振り返り

(準備学習)各回の講義内容範囲の教科書を予習する。
(復習)各回の講義内容の演習問題を解くなどして知識の定着をはかる。
上記項目について知識や技能を習得し活用することができる。
学士力、社会人基礎力等(研究職・技術職・教職等のキャリア)に必要な知識や技術を習得する。
授業改善アンケートをふまえ視聴覚環境等に対応して、講義のペースやレベルについてこられるように
予習・復習や教科書の他に参考書等の併用などにも、各自つとめること。

授業改善のためのアンケート結果で、紹介する関連する英語化学教育論文が難しいとの意見があったので、日本語のパワーポイントを作成して、説明を充実させることとする。また、外国人教員招へいを計画中。
教職課程
Teacher-training course
本科目は該当しない。ただし、教科に関する科目区分については、入学年度により異なるため、各自、入学年度または適用となる年度の学修簿により確認をしてください。
実務経験
Practical experience
-
教育用ソフトウェア
Educational software
-
備考
Remarks
履修上の注意を参照。
講義中に指示するが、演習問題として、関連文献調査や基礎事項自習を随時含めることがありうる。
不定期にアンケート的な小レポートを課すことがある。得点調整に利用。
オフィスアワーは在室時なら随時(必要なら事前に電子メール等でアポや問い合わせのこと)。
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