線形代数2及び演習 A組のシラバス情報

科目名称
Course title(Japanese)
線形代数2及び演習 科目番号
Course number
14MAALG102
科目名称(英語)
Course title(English)
授業名称
Class name
線形代数2及び演習 A組
教員名 橋口 博樹,武田 渉,藤原 誠
Instructor Hiroki Hashiguchi, Wataru Takeda
開講年度学期 2022年度 後期
Year/Semester 2022 Second semester
曜日時限 火曜1限 火曜2限
Class hours Tue. 1st period, Tue. 2nd period 
開講学科
Department
理学部第一部 応用数学科
外国語のみの科目
(使用言語)
Course in only foreign
languages (languages)
-
単位
Course credit
4.0 授業の主な実施形態
Main class format
対面授業/On-site class
状況により変更有 
概要
Descriptions
本学科で学ぶ全科目の基礎となる線形代数の基本概念を学ぶ。ベクトル空間, 線形写像, 核と像, 内積空間, 固有値・固有ベクトル, 対角化を中心に講義と演習を行なう。 
目的
Objectives
線形代数は, 本学科で学ぶ全科目の基礎となるため, 十分に理解し, 修得する必要がある。
線形空間, 部分空間を学ぶことで, 線形写像の概念を理解する. また, 固有値, 固有ベクトル, 直交行列の基本的性質を理解し, 対角可能性について学習する。本学科のカリキュラム・ポリシーに定める「数学を中心とする基礎教育を行う」ことを実現するための科目です。本学科のディプロマ・ポリシーに定める「数学を中心とする基礎教育を習得する」ことを実現するための科目です。
到達目標
Outcomes
線形変換の対角可能性が理解できるようになることを目標として, 前期の発展的な内容を学習する。特に, 線形空間, 線形変換の理論の修得, および固有値, 固有ベクトルの性質を理解することを目標とする。
履修上の注意
Course notes prerequisites
講義の内容および成績の評価は演習と連動する。
アクティブ・ラーニング科目
Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文
Essay
小テストの実施
Quiz type test
ディベート・ディスカッション
Debate/Discussion
- グループワーク
Group work
-
プレゼンテーション
Presentation
- 反転授業
Flipped classroom
その他(自由記述)
Other(Describe)
-
準備学習・復習
Preparation and review
シラバスを見て, あらかじめテキストの該当箇所を予習しておくことが望ましい。また, 授業終了後は授業ノートを 確認すること。講義は線形代数における定理の証明が中心となるため, 併設されている演習で具体的な計算をして, 感覚をつかみながら予習復習してください。
成績評価方法
Performance grading
policy
中間および期末の合計2回の到達度の確認, 演習の成績, レポートで総合的に評価する。
学修成果の評価
Evaluation of academic
achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation
教科書
Textbooks/Readings
・教科書を使用する場合は、MyKiTS(教科書販売サイト)から検索・購入可能ですので以下のURLにアクセスしてください。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/
 
・Search and purchase the necessary textbooks from MyKiTS (textbook sales site) with the link below.
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/
参考書・その他資料
Reference and other materials
数学編集委員会編 「理工系の基礎 数学I」 丸善出版
川久保勝夫著 「新装版 線形代数学」 日本評論社
江川博康著 「大学生の線形代数」 東京図書

必ずしも購入する必要はありません。教科書で物足りないと感じた場合は, 不足部分を補ってください。  
授業計画
Class plan
第1回:「線形写像」 線形空間について学習する。
第2回:「線形写像」 線形独立性, 部分空間の生成について学習する。
第3回:「線形写像」 基底について学習する。
第4回:「線形写像」 線形写像の基本性質について学習する。
第5回:「線形写像」 線形写像の和, スカラー倍, 合成について学習する。
第6回:「線形写像」 線形写像の行列による表現について学習する。
第7回:「線形写像」 線形写像の核, 像について学習する。
第8回:まとめ 後期前半の内容の到達度の確認と解説。
第9回:「固有値」 2個の部分空間の直和について学習する。
第10回:「固有値」 一般の直和について学習する。
第11回:「固有値」 固有値, 固有空間, 固有多項式の定義について学習する。
第12回:「固有値」 固有空間の基本性質について学習する。
第13回:「固有値」 線形変換の対角可能性について学習する。
第14回:「固有値」 対角可能性に関する定理の証明について学習する。
第15回:まとめ 後期の内容の到達度の確認と解説。
教職課程
Teacher-training course
本科目は、教育職員免許状取得(教科:数学)に必要な教科に関する科目の「代数学」区分に該当します。
ただし、教科に関する科目区分については、入学年度により異なるため、各自、入学年度または適用となる年度の学修簿により確認をしてください。
実務経験
Practical experience
-
教育用ソフトウェア
Educational software
-
備考
Remarks
9914190
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