情報科教育法(2015年度までの入学生)(理二相乗り)のシラバス情報
科目名称 Course title(Japanese) |
情報科教育法 | 科目番号 Course number |
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科目名称(英語) Course title(English) |
Teaching Methods of Information | |||
授業名称 Class name |
情報科教育法(2015年度までの入学生)(理二相乗り) |
教員名 | 渡辺 雄貴,大浦 弘樹 |
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Instructor | Seiji Maki Yuki Watanabe |
開講年度学期 | 2022年度 前期~後期 |
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Year/Semester | 2019 |
曜日時限 | 前期(土曜3限)、後期(月曜6限) |
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Class hours | Staurday 3rd |
開講学科 Department |
理学部第一部 教職 |
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外国語のみの科目 (使用言語) Course in only foreign languages (languages) |
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単位 Course credit |
4.0 | 授業の主な実施形態 Main class format |
第1講は同期遠隔授業で行います.URLは,LETUSを参照してください. ハイフレックス型授業/Hybrid-Flexible format ブレンド型授業/Blended format 対面授業/On-site class オンライン授業(同期)/Online (synchronized remote) オンライン授業(非同期)/Online (asynchronized remote) |
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概要 Descriptions |
高等学校「情報」の目的・内容ならびに授業の方法について,またプログラミング・情報通信技術について,基礎的な知識と,実践的なスキルを,実際の講義・実習ならびに授業作りを通して,指導します. |
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目的 Objectives |
高等学校普通教科および専門教科「情報」の教育目標、内容、指導方法について、普通教科「情報」を中心にしつつも、専門教育に関する科目「情報」とのバランスを取りながら、小学校・中学校から続く情報教育の体系的・系統的カリキュラムの中に位置づけて理解するとともに、実際に授業を行う上で必要な情報教育ならびにそれを支える情報技術についてに知識・理解し、教材研究や授業設計・実施・評価・改善能力を理解・修得することを目的とする |
到達目標 Outcomes |
(1)高等学校普通教科および専門教科「情報」の教育目標,内容を理解しているか. (2)情報教育の体系的・系統的カリキュラムを理解しているか. (3)実際に授業を行う上で必要な教材研究や授業設計・実施・評価・実行・改善能力を修得しているか. (4)情報科の基礎となる情報技術に関する知識とスキルを実習を通して身につけているか. (5).小学校から指導されることとなったプログラミング教育における情報科の役割について,「計算論的思考」の育成の観点から理解しているか. |
履修上の注意 Course notes prerequisites |
前期・後期において下記の内容で講義を行います. 前期:授業計画通りにディスカッション・グループワークなどを行いながら講義を行います. 後期:前期同様の講義の他,後期はPBL(Project Based Learning),模擬授業などを行います. ※教科,受講生の特性を考慮し,適宜関連する領域(数学科教育論,教育工学,情報工学,教育心理学,認知心理学など)の内容を扱います. |
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning) |
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課題に対する作文 Essay |
○ | 小テストの実施 Quiz type test |
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ディベート・ディスカッション Debate/Discussion |
○ | グループワーク Group work |
○ |
プレゼンテーション Presentation |
○ | 反転授業 Flipped classroom |
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その他(自由記述) Other(Describe) |
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準備学習・復習 Preparation and review |
授業中に指示される課題や,プロジェクトについての準備や復習を自主的に行うこと. インターネットから,情報技術や情報教育についての適切な情報を「取捨選択」して,収集・整理して、学習を進めて下さい. |
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成績評価方法 Performance grading policy |
授業への積極的な取り組み 20% 課題・プロジェクトのレポートや発表 40% 模擬授業についての評価:40% |
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement |
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている ・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation |
教科書 Textbooks/Readings |
・教科書を使用する場合は、MyKiTS(教科書販売サイト)から検索・購入可能ですので以下のURLにアクセスしてください。 https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ ・Search and purchase the necessary textbooks from MyKiTS (textbook sales site) with the link below. https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ |
参考書・その他資料 Reference and other materials |
・文科省(2018)高等学校学習指導要領解説 情報科編、文科省(2018)高等学校学習指導要領 ・情報化の進展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究協力者会議(1998) 体系的な情報教育の実施に向けて.文部省 |
授業計画 Class plan |
1 「情報科」とはどのような教科か 情報科について,その成立過程ならびに普通教科「情報」と専門教科「情報」の目的と役割について説明します.また,次世代型教育で強調される学力の3要素ならびにアクティブラーニングの情報科での導入について説明します. 2 普通教科「情報」の構成は 普通教科「情報」の内容構成ならびに,その指導の条件などどのようになっているのかについて説明します.「情報の科学」,「社会と情報」 3 専門教科「情報」の構成は 専門教科「情報」の内容構成ならびに,その指導の条件などどのようになっているのかについて説明します. 4 情報科で育てる力 情報で育てる力である情報活用の実践力・情報の科学的理解・情報 社会に参画する態度と「情報の科学」・「社会と情報」の科目構成の説明 5 情報活用の実践力の育成1 情報科の基本となる情報活用の実践力の育成について,基本概念を 説明します. 6 情報活用の実践力の育成2 情報活用の実践力の育成について,基本概念を説明します. 7 情報の科学的理解1 情報で育てる力の一つの中心である情報の科学的理解について,その内容を説明します. 8 情報の科学的理解2 情報の科学的理解の育成について,基本的概念で説明します. 9 情報社会に参画する態度1 情報で育てる力の一つの中心である情報社会に参画する態度 について,その内容を説明します. 10 情報社会に参画する態度2 情報社会に参画する態度の育成について,基本概念を説明します. 11-15前期プロジェクト 授業担当者が,コンピュータ,ネットワーク,情報化社会, 情報処理能力に関する実習やプロジェクトを実施して,受講者がアクティブな学習を行います. 16情報科の授業づくり 情報科教育法では、授業づくりを中心としたプロジェクト型学習の説明を行います. その概要や作成の仕方については、東京理科大学教育実習要説をもとに説明します. 17 情報科における指導計画 情報科の授業の単元指導計画や授業作りについては、「情報の科学」と「社会と情報」を中心に行います. 18「情報の科学」の授業を作る 「情報の科学」の授業づくりについては、学習指導要領の学習内容を確認しながら、各社の「情報の科学」の教科書から単元を取り上げて、具体的に説明します. 19「社会と情報」の授業を作る 「社会と情報」の授業づくりについては、学習指導要領の学習内容を確認しながら、各社の「社会と情報」の教科書から単元を取り上げて、具体的に説明します. 20「専門教科情報」の授業を作る 「専門教科情報」の授業づくりについては、中堅的な技術者養成の観点ならびに学習指導要領などをもとに説明します.その後に、専門教科情報の科目・単元を取り上げて、具体的な授業づくりについて説明します. 21-24学習指導案と板書計画の作成 実際の授業づくりを行うために、学習指導案作成から板書計画までを各グループで討論しながら作成し、IT機器などを使用したアクティブな学習内容とします. 25-30模擬授業の実施と評価 授業づくりの実習として、模擬授業の準備(授業者、プレゼンテーションなど)から実践までを各グループで役割分担を決めて、模擬授業を行います. 同時に、各グループの模擬授業について評価します. |
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教職課程 Teacher-training course |
本科目は、教育職員免許状取得に必要な教職に関する科目の「教育課程及び指導法に関する科目[教育課程の意義及び編成の方法、各教科の指導法]」に該当します。 |
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実務経験 Practical experience |
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教育用ソフトウェア Educational software |
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備考 Remarks |
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9910G09 |