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ホバラ ヒロアキ
保原 浩明  准教授
東京理科大学 先進工学部 機能デザイン工学科
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(20件)
レフェリー付学術論文(88件) | その他著作(2件) | 学会発表(124件)
グループ その他
その他 : 医療・福祉・スポーツ
研究・技術キーワード リハビリテーション、義足、装具、歩行、スポーツ
研究・技術テーマ
  • 生体力学手法による義足歩行の評価
  • 障害者スポーツの科学的分析
  • 病理歩行の分析・評価とリハビリテーション提案
  • 身体運動における下肢のバネ的振る舞い
研究・技術内容 歩く・走る・跳ぶという身体運動の原理・原則・仕組みの解明に取り組んでいます。特に、炭素繊維強化プラスチックで製造されたスポーツ用義足の分析とランニング動作の解析に関しては、実験・分析手法(力学モデリング)の新規性があるだけではなく、研究業績・ノウハウに関しても世界トップの研究水準にあります。また、義足を使用している下肢切断者の歩行評価に関しても、国内外で最大規模のデータベースを構築しており、その拡充・運用を通じて民間企業や医療施設との連携を積極的に行っています。加えて、健常者が日常的にスポーツを楽しむために必要な運動条件やシューズ、トレーニング法の開発も行っています。
産業への利用 身体運動の分析によって得られた知見は、様々な応用が可能です。例えば、病理歩行分析によって得られた知見は、病院へのリハビリテーション提案、医療機器メーカによる福祉機器開発・販売、そして行政等による医療サービス構築などへの応用が考えられます。また、最新のスポーツ科学では、競技力向上のためにアスリートを科学的に分析することは必須であるにも関わらず、障害者スポーツにおける科学・情報戦略は非常に脆弱です。こうした点を、生体計測実験に大規模データ分析を組み合わせることで、改善することも行っています。誰もが運動を楽しみ、健康の恩恵を享受できる社会をつくるために、身体運動分析に興味がおありの方はお気軽にご相談ください。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 これまでは主に民間企業(10社:化学系、金属加工、製造業等)との共同研究契約を締結してきております。これらは主に、高齢者や身体障害者、児童といった多様な集団の身体運動を分析することで得られた知見を、センサ、靴、福祉機器や歩行支援機器開発に応用するプロジェクトでした。また、健康関連企業とのコンサルティング契約や、スタートアップ企業や公設試との連携、オリンピック・パラリンピック関連事業への連携実績があります。
その他所属研究機関
所属研究室 応用生体力学研究室
所有研究装置 フォースプレート内蔵型トレッドミル、モーションキャプチャシステム
SDGs
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