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サガワ タクヤ
佐川 拓矢 助教
東京理科大学 工学部 工業化学科
佐川 拓矢 助教
東京理科大学 工学部 工業化学科
グループ |
ナノテク・材料、環境 |
研究・技術キーワード | 触媒化学、有機無機ハイブリッド |
研究・技術テーマ |
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研究・技術内容 | 本研究の目的は、海洋中最大のバイオマスであるキチンから有用な含窒素有機化合物に変換する合成経路の開拓とその体系化を図ることである。キチンは窒素原子を含む糖の高分子であり、含窒素有機化合物の原料としての利用が期待される。しかし、キチンを出発物質とした有用化学品への効率的な変換は達成されていない。これは、糖の化学的な不安定さが原因であるが、従来は糖を出発物質とした変換法の研究が行われてきた。そこで、本研究では糖を水素還元することによって得られる糖アルコールを出発物質とした有用化学品の合成経路の開発を行う。具体的には、医薬品、高分子の原料となるアミノ酸やアミノアルコールを分子内脱水縮合反応、結合切断反応、カルボニル挿入反応により合成する経路を提案し、含窒素有機化合物の選択的な変換反応の開拓とその反応性制御の指針の策定を目指す。 |
産業への利用 | |
可能な産学連携形態 | 共同研究 |
具体的な産学連携形態内容 | |
その他所属研究機関 | |
所属研究室 | 橋詰研究室 |
所有研究装置 | 偏光顕微鏡、分光蛍光高度計、フーリエ変換赤外線分光光度計、高速液体クロマトグラフィーなど |
SDGs |