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カツマタ ケンイチ
勝又 健一  教授
東京理科大学 先進工学部 マテリアル創成工学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(23件)
レフェリー付学術論文(146件) | レフェリー付プロシーディングス(5件) | その他著作(22件) | 著書(6件) | 学会発表(930件) | 特許(3件)
グループ バイオ、ナノテク・材料、環境
研究・技術キーワード セラミックス、環境エネルギー材料、ナノ粒子、ナノシート、ガラス、光触媒、イオン液体
研究・技術テーマ
  • イオン液体を用いた新規合成プロセスの開拓
  • 水・空気浄化および抗菌・抗ウイルスを目的としたセラミックス環境材料の開発
  • 特異ナノ・マクロ構造を利用した機能性材料の作製
  • ありふれた元素から成る環境エネルギー材料の創製
  • 光触媒(人工光合成)と微生物を利用した資源・物質循環に関する研究
研究・技術内容 溶液を用いた新しい合成プロセスを開拓しており、これまでにない新しいナノシートの合成に成功している。このような新規合成プロセスを用いて特異ナノ・マクロ構造を有する機能性材料を作製し、これまで応用先として触媒(光触媒を含む)、燃料電池、防汚膜等を目指して開発してきた。この合成プロセスにより作製できる材料の幅は広く、今後、バイオ、電子・磁性、人工光合成材料の開発も視野に入れている。 開発した中には水・空気浄化が可能な高活性可視光応答型光触媒の他、光照射無しで抗菌・抗ウイルス機能を有するセラミックス材料を見出している。クラーク数が高いユビキタス元素から成る材料の新規機能開拓も研究しており、錆の一種であるオキシ水酸化鉄が環境浄化とエネルギー生成を同時に行えることを発見し、今後は微生物との共存による資源・物質循環を目指して、基礎から応用研究を行っている。
産業への利用 水・空気浄化、抗菌・抗ウイルスは実証試験を始めることが可能な程度には材料作製が進んでおり、次のステップとして一緒に実用化を目指した開発ができる共同研究パートナーを探している。 新規材料の合成プロセスの開拓は基礎研究がメインとなっているが、合成した材料の化学組成や形状から興味深い物性が期待されるため、一緒に基礎~応用まで共同で研究できるパートナーを探している。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 防曇性能評価装置(AFA-2)(2015):協和界面科学㈱との共同開発。光触媒機能の光誘起親水性効果による防曇性能について客観的に定量する装置が存在しなかったため、開発に取り組んだ。 アース蚊がホイホイ Mosquito Sweeper(2019):アース製薬、ユーヴィックス㈱との共同開発。光触媒機能によりCO2を発生させて蚊を捕獲するシステム。薬剤レスで安全・安心に蚊を誘引して捕獲することができる。
その他所属研究機関 総合研究院 光触媒国際研究センター、スペース・コロニー研究センター
所属研究室 安盛・勝又研究室
所有研究装置 薄膜X線回折装置、電界放出形走査電子顕微鏡、走査型プローブ顕微鏡、ガス/蒸気吸着測定装置、レーザーラマン分光光度計、可視・紫外分光光度計、超薄膜スクラッチ試験機、防曇性評価装置、形状測定レーザーマイクロスコープ、ガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフ、マイクロGC、PL測定装置、光音響マルチガスモニタ、X線光電子分光装置、熱分析マルチシステム、防汚試験機、キセノンウェザーメーター、濁度計、色差計
SDGs
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