Top


イブキ トモヒデ
伊吹 友秀  教授
東京理科大学 教養教育研究院 野田キャンパス教養部
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(46件)
レフェリー付学術論文(28件) | レフェリー付プロシーディングス(1件) | その他著作(16件) | 著書(9件) | 学会発表(40件)
グループ バイオ、環境、その他
その他 : 哲学・倫理学
研究・技術キーワード 生命倫理学、研究倫理学、医療倫理学、環境倫理学、倫理学
研究・技術テーマ
  • 生殖補助医療を利用する際の親子間で発生する倫理的な規範について
  • 医師、研究者、親等の特定の文脈における有徳さや卓越性の現代的な問題について
  • ヒト由来試料やヒトiPS細胞等のヒトの幹細胞を用いた研究に際して求められる倫理的な配慮について
  • 人間や動物を対象とした医学・生物学を研究する際に求められる倫理的配慮についての教育方法や規制について
  • 論文のオーサーシップのあり方に関連する問題について
研究・技術内容 〈生殖補助医療の倫理についての研究〉 生殖補助医療、特に着床前診断と呼ばれる医療技術に付随して発生する倫理的問題について明らかにするために、欧米の生命倫理学分野の諸議論について収集・分析し、批判的に検討を加えている。その結果、最大限よい子供を産む義務(生殖における善行原則)が親にはあるという議論の問題点と、それを超克する独自の議論として、徳倫理学の観点からこれを補完するような議論を展開している。 〈iPS細胞の倫理についての研究〉 従来は「あらゆる倫理的問題が克服された」と喧伝されがちなヒトiPS細胞の倫理問題について、まだ議論すべき問題が残されているということについて明らかにするために、国内外の生命倫理学分野の議論を批判的に検討している。その結果、「どれだけ安全であれば十分安全と言えるか」という問題やエンハンスメント的利用の問題など、従来から生命倫理学分野で論じられてきた問題に加えて、ヒトの細胞の能力等に応じた道徳的配慮のレベル分けの問題やそれに付随して発生するヒトとモノの中間的存在の存在論的な扱いに関する問題等があることを論じている。
産業への利用
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 伊吹研究室
所有研究装置
SDGs
CLOSE