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ハナワ タケヒサ
花輪 剛久  教授
東京理科大学 薬学部 薬学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(47件)
レフェリー付学術論文(124件) | レフェリー付プロシーディングス(10件) | その他著作(75件) | 著書(20件) | 学会発表(241件) | 特許(2件)
グループ ナノテク・材料
研究・技術キーワード 臨床製剤設計学、製剤工学
研究・技術テーマ
  • メカノケミカル的手法による難水溶性医薬品の溶解性向上
  • 日本薬局方、医薬品添加物規格収載品を用いた新規機能を有する製剤の開発
  • 小児用・高齢者向け製剤の開発
  • 創傷治癒を目的としたハイドロゲル製剤の開発
  • 医療用高分子と医薬品の相互作用に関する研究
研究・技術内容 口内炎発症予防効果を有する薬物をポリエチレンオキサイド、カラギーナンの混合物に分散させた口腔粘膜付着 製剤を開発・使用し、効果を挙げている。 また、容易に服用できる製剤としてグリセリンと ゼラチンから成るグリセロゼラチン、カゼインナト リウムを利用した水吸収膨潤型製剤、また、蚕糸中 のタンパクであるフィブロインを使用したゼリー状 製剤を開発している。 現在は、口腔粘膜のみならず、膣、直腸、膀胱な どの器官への付着性、吸収性向上を目的とした製剤 開発に取り組んでいる。
産業への利用 「患者のアドヒアランス向上を目的とした製剤開発」を行っている。これまで筆者は医療現場にいて患者に適応する製剤(院内製剤)開発に従事してきたが、本学ではこの経験を活かし、大学を出発点とする院内製剤を提案している。  現在、種々の水溶性高分子を用いて経口製剤、皮膚貼付型製剤の開発に着手しており、実際の医薬品への応用を考えた共同研究を希望する。具体的には調製した製剤について上梓の可能性、物性評価に対する議論を共同研究を通して展開できることを希望します。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 「日本原子力研究開発機構」:電子線照射によるハイドロゲル製剤の開発と評価 「山梨大学医学部 」:末梢神経障害を緩解する皮膚貼付型製剤の臨床応用に関する研究 他、製薬会社4社:患者易服用性製剤の開発と評価、患者易取り扱いデバイスの開発
その他所属研究機関 トランスレーショナルリサーチ部門、戦略的物理製剤学研究基盤センター
所属研究室 臨床製剤設計学
所有研究装置 クリープメーター、HPLC、DSC、FTIR,粉末X線回折測定装置、QCM-D、紫外可視分光光度計、粘度計など
SDGs
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